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スムースの事務所内に併設されているアンテナショップ。ここでは、スタッフがセレクトした、暮らしの中に取り入れて、楽しい日々のきっかけになるといいなぁという商品を販売しています。選りすぐりの商品の中から、ピックアップしてお伝えしていくこのブログ、今回は、お香とマッチが出会って生まれたお香スティック「hibi」を取り上げたいと思います。

hibiは、マッチのかたちをしたお香です。
マッチを擦るように火をつけて、およそ10分間、自然の香りを楽しめます。

マッチを擦ったら、自然に火が消えるのを待って、そして、火が消えるとお線香やお香と同じく、香りが広がってきます。棒の部分がすべて燃え尽きるまでの10分間、香りを楽しみながら、細く立ちのぼる白い煙を眺めていると、とてもリラックスします。

気持ちを落ち着けたい時や、リフレッシュしたい時など、家事や仕事や子育てに忙しい日常で、10分間だけでもそんな時間があることで、またそこからの時間を大切に過ごせるような気がします。

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ライターなどがなくても手軽に使えるという機能面も、マッチを擦り、そのままお香を楽しむという行為も、今までになかった発想から生まれたもの。背景には、マッチ製造とお香製造の伝統産業の出会いがありました。

マッチ製造の技術が日本にやってきたのは明治初期。やがてその品質のよさから海外への輸出品として成長します。とくに神戸から姫路にかけては神戸港が近いこともあり、マッチ製造が栄えました。姫路の地で、1929年に創業した神戸マッチ株式会社。今でもマッチ製造は姫路地域の地場産業ですが、マッチで火をつける行為は生活から失われつつあるのが現状。「マッチが主役でなくてもいい。ただ、マッチのルーツを語り継ぐことができれば。」そんな想いで新たな取り組みを続けておられます。

一方、国内のお香・線香の生産量の約7割を占める淡路島。泉州堺からもたらされた線香作りの技術が、お香の乾燥に適したこの地独特の気候に支えられて、この地域に根付きました。線香作りで約80年の歴史をもつ株式会社大発も堺から始まり、後に淡路島に拠点を移した老舗。創業当時から、フランスの香水メーカーが調合した香りで線香を作るなど、革新的なものづくりを続けてこられました。「香りを楽しむ心で日本と世界をつなぐ」願いを持ち続けておられます。

そんな、ふたつの伝統産業がコラボレーションし、新たな価値観で暮らしを豊かにしてくれるhibiは誕生しました。hibiとは、「日々」から名付けられたそうですが、いつもの日常のなかで何か、ホッとあたたたかい気持ちにしてくれるような、そんな存在になるのではないでしょうか。

30本入りのラージボックスも新登場。
香りはラベンダー・レモングラス・ティートゥリーをお取扱いしています。

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中村 朋子 デザインリーダー

夫と娘との3人暮らし。雑貨や家具の販売、学校事務などを経てスムースへ。スムースに在職中に産休をいただき、その後、復帰。子育ての大変さを身をもって感じながらも、子どもの姿にホッとして毎日過ごしています。スムースでは、スムースのことを伝える仕事が多いのですが、 周りの人に知ってもらうために、まず、自分がちゃんと知ることを大事にしたいと思います。