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スムースで現場管理をしている山本です。
このブログでは、職人さんが使う道具に注目して紹介していきたいと思います。

今回は大工さんの道具から。

家を造る要の職種といえば大工さんですが、大工さんが集まって構造材を組み上げる作業を業界では建て方作業と言います。
上棟(棟上げ・建前とも呼ばれます)の日に行う作業のことになります。

その建て方作業時に使う道具で梁を柱のほぞに入れる時に使うのが、大きな金づち「かけや」です。(上の写真)
大工さんが高い所で「かけや」を力一杯トントンと叩く姿はかっこよく憧れます。

建て方で重要な作業の一つが柱の垂直方向の傾きを調整してまっすぐにする事で、
その際に使う道具に「下げ振り」「屋起こし」があります。

上の写真は「下げ振り」です。この道具で柱の傾きを確認します。

柱の傾きがあれば、「屋起こし」で傾きを直します。(下の写真)

「屋起こし」は、つっぱる力を加え傾きを修正する道具です。

↑「下げ振り」で垂直を確認しながら「屋起こし」の加減を指示をしています。

そして、柱が真っ直ぐになったら仮筋交い(柱と柱の間をななめに固定)で留め付けて行きます。

 

以上、

今回は大工道具から、「かけや」「下げ振り」「屋起こし」のご紹介でした。

普段、日常生活では目にすることの少ない職人さんの仕事道具。
専門的技術を支えるこれらの道具を今後もご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

山本 一範 クリエイティブチーム リーダー / 二級建築士

滋賀県大津市生まれ、大津市育ち。
高校卒業後、整備士専門学校を経て、自動車整備の職に就く。自動車整備の仕事に就きましたが、1から物作りにチャレンジしたいと思い、建築の専門学校に通いはじめる。2級建築士の資格を取得し住宅会社に10年務めて、もう一度新しい環境で建築を勉強したいと思い、市川さんとの出会いでスムースに入社することになりました。