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みなさま、年末年始はゆっくりと過ごせましたでしょうか?

私は久々に実家に帰り、親族そろってお正月を迎えることができました。

特にどこに行くともなく、寝正月だったのですが、雪合戦をしたり、お土産の伊勢海老を悲鳴を上げながらさばいてみたり、息子とひたすら縄跳びをしたり、久しぶりにのんびりとした年末年始を迎えることができました。

 

さて、今回は、昨年末に行ったセミナーの話を少ししたいと思います。

グッドデザイン賞受賞記念イベントの1つとして、はじめての外構セミナーをさせていただきました。ご参加していただいた皆様、ありがとうございました。

人前で話すのはとにかく緊張します。うまく伝えられるか心配でしたが、皆様があたたかく聞いてくださったので、無事に終えることができました。ありがとうございました。

 

セミナーでお伝えしたのは、

「建物と一緒に考えておきたい庭や外構のこと」

なぜこのテーマにしたのかというと、スムースでは「外構一体提案」というものに取組んでいます。聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと、建物と外構を同時に計画するということ。そんなの当たり前じゃないの?と思うかもしれませんが、実際は当たり前ではありません。多くが、建物の計画が終わってから、もしくは建物が着工してから、外構計画がスタートします。そうすると、後からはどうすることもできないこともでてきます。

 

例えば、

「駐車するための軌跡上に障害物があって、空飛ぶ車でないと駐車できない。」

 

 

「窓の外の景色は、車のお尻。」

 

 

「駐車場から玄関までの荷物運びは、みんなでバケツリレー」

 

 

などなど、

もちろん、この例えは極論ですが、建物の打ち合わせが進むと、ついつい建物に集中してしまい、土地の使い方・土地の間取り・その土地での暮らし方が、うっかり頭から抜け落ちてしまいます。そうして、建物が決まってしまうと、後からはどうすることもできないのです。

 

 

例えば、4月にオープンしたコンセプトハウス。建物と外構を別々で考えていたら、こうなっていたかもしれません。

・建物にインターフォン、ポストを取付けることを決めていなかったので、門柱が必要となる。

・門柱とアプローチの位置によって、駐車場の配置も変わる。窓の前に駐車場がきてしまうと、開かずの窓となってしまい、光も風も取込めないことも。

・そして、なんとなく余った場所に木を植えてしまうと、部屋から見えない位置になり、樹々が与えてくれる季節の彩りや、こもれびや木陰による寒暖の緩和も享受できない。などなど・・・。

 

 

けれど、一体提案で考えると、

 

・門柱やアプローチを作らないという選択もでき、その予算を別のことにまわすこともできる。

・駐車場の配置を工夫することで、必要な機能はそのままに、庭を主とした暮らし方にシフト。

 

暮らしの中に庭があることで、居心地がいいことはもちろん、暗いところと明るいところ、ひらけたところとこもるところ、密なところと余白のあるところなどが上手く重なって、日々の暮らしが優しく、柔らかく、色とりどりに綴られていきます。

→詳しくは外構のお話⑤へ。

そうして、ここから始まるご家族の暮らしが、何十年先も豊かであるように、暮らし続ける上で後悔されないように、スムースでは「外構一体提案」に取組んでいます。

 

と、いうお話を、実例を見てもらいながら、お話させていただきました。

たっぷり時間をとってお話させていただいたので、このブログで全部をお伝えすることは、なかなかできませんが、興味のある方は、いつでもスムースまでお声がけください。

 

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↓これまでの「外構のおはなし」はこちらから
①ゾーニングと動線(暮らしの道)について
②駐車場について
③植栽計画について1
④植栽計画について2
⑤コンセプトハウス外構設計の苦悩(前編)
⑤コンセプトハウス外構設計の苦悩(後編)

 

#外構一体提案 #庭づくり
#外構設計 #滋賀工務店
#季節を感じる庭 #植栽

 

 

松島 幸奈 クリエイティブチーム

大阪府出身。2児の母。 大学でランドスケープを学んだのち、造園会社に就職。主に外構設計や造園設計を担当。生活動線をお家の中から外に広げ、敷地全体を使いこなせるようなプランを心がけてきました。その後、主人の転勤で福岡に移住。仕事の傍ら暇を見つけては、九州各地の温泉巡りを楽しみました。そのせいか子供もすっかり温泉好きに。滋賀に来てからも家族旅行は温泉が必須。みんなでお気に入りの温泉を探索中です。