東近江市にてリノベーションがスタートしています。

今回は築25年程の母屋で、ご主人が生まれ育ったご実家。現地調査にお伺いした際、大きな劣化もなく、床下や小屋裏も綺麗で、木材やサッシも良い素材を使っていると職人さんも驚くほどでした。

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今回のリノベーションの目的は、「暮らしかた」と「断熱&気密」。

暮らしかたについては、ご家族の平日と休日の行動をヒアリングして、家族が集うリビングを中心にして、朝晩の掃除や洗濯の行動パターン、今住んでいる所の不満を少しでも減らす様にプランをしていきました。

日本家屋ならではの和室との繋がりも大切にしていきながらも、離れに住むご両親との距離も意識していきます。

断熱&気密については、こちらも日本家屋ならではの土壁で、柱との間に隙間が生まれ、外の光が室内に漏れている状態です。土壁を解体するのは費用がかかってしまうので、そのままにして付加断熱をし、床と天井は全て解体後、新しく断熱補強を行います。新築同様に気密シートやテープで気密を高めていきます。

この双方の目的のどちらかが欠けてしまっても、良い家づくりには繋がりません。



ご家族と打合せをし意見を交換して、
住む前に暮らしかたを考えて、
住んでから断熱&気密の快適性に気がつく。

リノベーションではこのバランスを考える事が大切ですね。

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以前のブログで断熱材・気密についてご紹介しています。そちらもどうぞ。
・現場の気密工事
・地産地消の断熱材 ~セルロースファイバー~


kengotakemori

竹森 健吾 二級建築士 / 現場リーダー

福井県美浜町生まれ。実家の目の前が海で泳ぎは得意だが釣りにはハマらず。高校卒業後、京都で建築を学び、5年半の設計経験を経てスムースに入社。現在はヒアリングからプランニング、現場監理まで一貫して行います。