家は建物だけで完結するのではなく、外の立地環境も暮らしの一部です。庭とつながり、遠くの山に視線がぬけ、地域とつながります。今回は家の外が暮らしの一部になるようなプランを、ご提案の際に描いたイメージパース(立体図)でいくつかご紹介します。自分がそこにいるような気分で想像してみてもらえると嬉しいです。

2階リビングのいいところは、周りに建物が立ち並んでいても、自然光を取り入れやすく、視線がぬけやすいところ。プライベートなウッドデッキは第2のリビングです。窓をあけて、お気に入りの椅子に座って外を眺めていると、いつの間にかうとうと・・・。気持ちの良いうたた寝ができる特等席。

 


たっぷりの木々に囲まれ、裏には池がある立地が気に入って決めた土地。池に面した大きな窓からは、夏に日陰をつくってくれる緑々しい木々、紅葉がはじまる季節、薪ストーブで料理をしながら雪が舞うのを眺める冬の日。

こちらも2階リビング。テラスにはたくさんの植栽を置いて。キッチン~食卓~テラスへとつながるひとつの空間に、2世代の家族が集まります。

丁寧に珈琲を淹れる休日の朝。今日は天気がいいから、デッキで朝ごはんを食べよう。

 

内と外を一体にする導線は日常に溶け込んだ「暮らしの道」であり、「視線がぬける道」は空間に広がりをつくり、四季を教えてくれます。自然のゆっくりとした流れに気付かせてくれる時間が心に少しだけゆとりを与えてくれるのだと思います。


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水島 佑香 コーディネーター

岡山県岡山市出身→神戸で大学生活→文系から方向転換、京都に移住し建築・インテリアの学校に2年間通う→スムースに就職。