先日、大津の家では中間検査を行いました。

中間検査とは、阪神大震災により倒壊した建物が多かったことから、1999年に導入された制度で、新築の建築物を建築する際に、完成してからでは見えなくなってしまう部分の施工がしっかりと行われているかを確認するため、中間時に義務付けられた検査のことです。この中間検査に合格しなければ、先の工程に進むことは出来ません。

そのため、大工さんの工程の進捗具合に合わせて検査日時を申請し、検査当日は行政指定の検査機関から検査員の建築士に来ていただき、立会いのもと検査が行われます。

検査の内容は、
〇屋根に関する部分
〇構造上主要な梁、柱、筋交い等の接合部
〇耐力壁(地震時にかかる水平方向の荷重に耐える壁)
が建築確認申請の設計通り、構造計算通りに施工されているかです。


(↑屋根の防水シートが貼られているかも項目のひとつ)


(↑屋根の下の構造)

中間検査の実施日に先立ち、構造材の耐力を補強する金物を大工さんが取り付けてくれます。構造金物にも、使う釘の種類や本数など色々な決まりがあり、中々大変な作業です。

また、耐力壁となる壁に貼られている耐震ボード、屋根をかける垂木(たるき)という材木に使われる釘や、ピッチ等にも決まりがあります。


(↑柱と土台の接合部)

(↑筋交いの接合部)

このように中間検査では、住宅をつくる上での沢山の決まり事を守って施工されているか、ひとつひとつ第三者による目で確認が行われます。

家づくりでは、そうして建物の品質と日々の暮らしの安全性を守っていくのですね。


masatokishimoto

岸本 真聡 工事部 / 二級建築士

滋賀県大津市生まれの琵琶湖育ち。少年時代は図工の成績が特によくて、少年時代は漠然と物創りがしたいと思いながら過ごしていました。14歳の時に建築の道を思い立ち、高校は建築科、大学は住環境デザインを専攻。色々寄り道しつつもある時一念発起で2級建築士を取得し、その直後に市川さんと出会いスムースに入社しました。現在は現場監理をさせていただいています。