スムースでは壁と天井に、全棟、セルロースファイバーという断熱材を採用しています。下の写真がセルロースファイバーで、新聞古紙からできています。

セルロースファイバーについては、詳しい記事がありますのでこちらからご覧ください。

現在、「木津川の家」ではセルロースファイバー工事の下準備として、屋根と断熱材の間や、外壁と断熱材の間に通気層を確保する工事を行っています。

 

一般的に、家という箱を断熱材で覆い、断熱材の外側を通気層、内側を防湿層とします。これは、部屋の中で、料理をしたり、人が呼吸、生活する上で発生した水蒸気を壁の中に入れずに、結露やカビを壁の内部で発生させないための仕組みです。

なぜ壁の中での結露やカビを防ぐのかというと、壁の内側でカビや結露が発生してしまうと、そこから構造材が腐ったり、アトピー等の健康被害の原因となる場合があるためです。家や人の健康を守るために、大切な仕組みですね。

さて、一般的に、断熱材の内側では防湿層を設けますが、スムースの家では防湿層を設けていません。

それは、セルロースファイバーの特性である吸放湿性能によって、内部に湿気を溜め込まないようにできるためです。室内の湿気をセルロースファイバーが均質に調湿し、余分な湿気は通気層へと逃がしてくれるのです。この特性によって湿気を家の中に溜め込まず、壁内の結露やカビを防ぎ、快適な環境を維持してくれるのです。

また、スムースの家はこのセルロースファイバーを採用しながら、気密性を確保しています。この高い気密性能を有しつつ、湿気を溜め込まないという特徴は快適な住環境の大きなポイントですね。



masatokishimoto

岸本 真聡 工事部 / 二級建築士

滋賀県大津市生まれの琵琶湖育ち。少年時代は図工の成績が特によくて、少年時代は漠然と物創りがしたいと思いながら過ごしていました。14歳の時に建築の道を思い立ち、高校は建築科、大学は住環境デザインを専攻。色々寄り道しつつもある時一念発起で2級建築士を取得し、その直後に市川さんと出会いスムースに入社しました。現在は現場監理をさせていただいています。