現場監督の仕事というと一般的に、工事現場で職人さんに指示をする人という印象かなと思います。現場管理の仕事シリーズの番外編として、今回はそんな現場監督の仕事の現場以外での仕事をお伝えしようと思います。

私たち現場監督は、設計担当がお施主さんと打ち合わせした内容に沿って作成した設計図の通りに、建物がつくられているかを指示、管理する役割を担っています。

そのため、業務の一部として、設計担当から引き継がれた基本図面を大本として、職人さんが実際に作るにあたってどの様に作るのかを考え、職人さんに指示するための施工図を作成します。


この施工図で建物や造り付け家具の細かい仕上がり、デティールを決定します。

仕上がり、ディティールを業界では度々「納まり」と表現します。この納まりが良いと、建物のデザイン性や使い勝手が向上します。

例えば、飾り棚の施工図 ↓


畳コーナーのすみの納まりは ↓

施工図をもとに職人さんがひとつひとつ実際にかたちにしてくれます。

現場監督の仕事は、現場の指示だけでなく、そこで始まる暮らしを想い、より良い納まりを事前に考え、設計に提案し、建物のクオリティーを高め、暮らしの質を高める仕事だと思っています。


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岸本 真聡 工事部 / 二級建築士

滋賀県大津市生まれの琵琶湖育ち。少年時代は図工の成績が特によくて、少年時代は漠然と物創りがしたいと思いながら過ごしていました。14歳の時に建築の道を思い立ち、高校は建築科、大学は住環境デザインを専攻。色々寄り道しつつもある時一念発起で2級建築士を取得し、その直後に市川さんと出会いスムースに入社しました。現在は現場監理をさせていただいています。