みなさん、OMソーラーをご存じでしょうか?
 
OM(オーエム)ソーラーとは、太陽の熱を利用し、冬に床暖房を行うシステムのこと。

屋根の上に集熱パネルを設置して、暖められた空気を室内に取り込みます。

パネルで集めた熱を家の内部の配管を暖めながら通し、床下へ送り、基礎コンクリートに蓄えます。そして、夕方に気温が下がってくると、蓄えた熱を室内に放熱するというしくみです。

OMソーラーのしくみ(OMソーラーHP)

 
一般的に知られているのは太陽光発電で、こちらは電気をつくるシステムなので少し用途が違いますが、近年では太陽光と太陽熱を利用するOMクワトロソーラーがリリースされ、グッドデザイン賞も受賞されました。

 
OMソーラー株式会社は地域の会員工務店と共に、「家族が安心して快適な暮らしを育める家づくり」の想いのもと、今年で創業32年になります。

 
OMという名前は、
O(面白い)
M(もったいない)
から来ているのだとか。

30年も前からダ〇ゴさんの思考だった訳ですね^^

 
なぜ太陽の恵み(熱)を暖房に使うのかについては、家庭で使うエネルギーのうち、熱エネルギーの割合が半分以上を占めるからです。

26.8%が暖房、2.9%が冷房、27.7%が給湯の割合となっていて(残りの割合は照明やコンセントを使う電気など)、同じエアコンを使っても冬の方が電気代が高いのは、暖房の方がエネルギーを使うからなのです。

家で使うエネルギーをすべてまかなえるわけではありませんが、暖房やお湯に使うエネルギーは太陽熱をうまく利用することで、まかなうことができるから、資源を少しでも有効に活用しようというのがOMソーラーの考え方です。

熱は熱でまかなう(OMソーラーHP) 

 
そして去年、
最新のOMシステムがリリースされました。
それが、OMX。

「365日、暑さ寒さのストレスから解放」をテーマに

・暖房
・冷房
・給湯
・熱交換換気

を機械1台で、各部屋にエアコンを設置せずに、全館空調で冷暖房を行います。※機械1台で行うので、小屋裏に機械室を設けます。OMクワトロソーラーも屋根に設置するので、電気もつくられ自家消費をして、余った分は売電として利用出来ます。

 
そしてスムースも今年から、OM の地域会員工務店へ入会しました。

導入するにあたり、機械室の設置や冷暖房の空調ダクト、熱交換換気の設計など、家のプランニングと同時に行う為、難しく、悩むことが多くなってきましたが、現在スムースでは3棟、OMX搭載の家が進行中。

施工は初めての経験が多いですが、職人さんと一緒にひとつひとつ確認していっています。


屋根に穴を開けてここから太陽の熱を取り入れていきます。



床下には暖房用、
1階と2階の階間、小屋裏には冷房用のダクトを電気屋さんが施工していきます。


まだ完成物件はありませんが、早ければ年内には完成して、OMの温熱環境を体感して頂けるかなと思います。

 
地球に降り注ぐ力強い太陽エネルギー。

その自然の恵みを取り入れて、
少ないエネルギーで暮らす。
電気も自給自足の生活。

何でもない毎日を健やかに過ごして欲しいという想いと共に、地球環境に優しい家をひとつでも多く提供していきたいと考えています。


kengotakemori

竹森 健吾 設計部 / 二級建築士

福井県美浜町生まれ。実家の目の前が海で泳ぎは得意だが釣りにはハマらず。高校卒業後、京都で建築を学び、5年半の設計経験を経てスムースに入社。現在はヒアリングからプランニング、現場監理まで一貫して行います。