この数か月は当たり前にあった日常がどこかへ行ってしまい、いつの間にか季節は夏本番を迎えようとしています。3月から続いていたstay homeの期間、みなさんどのように過ごされていましたでしょうか?

まさかこんな事になるなんて予想もしていませんでしたが、少しずつ日常の暮らしに戻り、我が家でもこれまで通り朝夕のドタバタがすっかり戻っています。

このstay home 期間を振り返ってみたとき、「家」の大切さを改めて実感しました。私自身はもともと家時間が好きなのですが、子どもたちも外に遊びに行きたい思いはもちろんありましたが、そこまでストレスを感じることもなく家で過ごすことができたと思います。それには家の中だけでなく、庭やウッドデッキなど外の空間がある事でうまれる時間がとても影響していたように思います。


特別でない普通のごはんを外で食べるだけでもやっぱり気分は晴れます。外出はできないけど風が気持ちいい日は、おにぎり握っただけでも庭でピクニック気分。

ハンモックをしたり、プールをしたり、ウッドデッキにお布団敷いてお昼寝したり。そんなソトの時間をいろいろと楽しむことで、とても助けられました。



家を建てる事によってうまれる、ウチとソトの空間。間取りによるウチとソトのつながり方や、周辺環境との関係性でうまれるその空間が暮らしをとても豊かにしてくれると改めて実感しました。

もちろん単純に外の空間と言っても、南面に大きく窓をとっても道路から丸見えでは心地よくなりません。家の中の自分の居場所から庭やウッドデッキの子どもたちの様子がうかがえることも大切です。ウチのあり方や外構のあり方でその間にあるソトの空間の魅力が変わってきます。

スムースにも、建ててくださったお客様から庭があってよかったという声や、家の中のいろんな居場所のおかげで楽しく過ごせたという声を届けてくださる方もいらっしゃって、このstay home 期間の間に改めて自分たち家族の家のこと見つめなおしてもらえる時間にもなったのかなと思います。

これから家を計画される方は、家の間取りを上から眺めてサイズや収納量や動線を見るだけでなく、その間取りの中に入った気分になって、窓から何が見えるか外をみてください。そこにお庭の植栽があったり、目隠しの塀越しに空が見えたり。そんなソトの空間が、家での暮らしを豊かにする大きな要素のひとつです。

私自身も、stay home 期間はそんな事を感じながら、もうすぐ5年を迎える我が家に愛着をもてた時間になりました。アイテムも着々と増やしながら、家時間を楽しんでいます。オーブンで焼くより格段においしくなるピザ窯はおすすめですよ!


そろそろ夏の計画も決まり準備されている方も多いかもしれません。我が家はイベント中止などで例年の予定もキャンセルになったり、今年はなかなか先が読めずで計画が進んでいませんが、対策はとりながらも今年も夏の思い出を残していきたいですね。


 

 


yuoku

奥 友 設計部 / 一級建築士

滋賀県生まれ滋賀県育ちの生粋の滋賀県民。使用方言はもちろん滋賀弁。小さいころ公文に通っていたおかげなのか数学が好きになり、理系の道へ。大学は建築学科を専攻。大学では全く勉強についていけず落ちこぼれで飲み会に全力を注いでいたけれど、そこから紆余曲折あり、運よく建築士の資格を取得し、夢だった設計の仕事をさせてもらっています。