おうちじかんが長くなった今、間取りはもちろんのことですが、素材の選び方一つでも家の中の心地よさの違いを大きく感じることができます。

よく「無垢のフローリングって手入れが大変ですか?」って聞かれます。
暮らしの中で手入れが必要なことは、メリットでしょうか? デメリットでしょうか?

無垢のフローリングや珪藻土、手仕事からうまれる家具などは、スムースの家づくりに欠かせない心地よい暮らしに大切な要素です。そして、そういった自然素材には定期的なお手入れが必要です。

では、そもそも手入れって何なのでしょう。
キレイを保つための掃除とはまた少し違っているのかなとも思います。

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無垢のフローリングには毎年自然系ワックスをかけることをお勧めしています。同じく自然オイル仕上げの家具も同じです。無垢の材料や珪藻土は傷がついても少しのコツでお直しできます。それらの手入れをすることは手間といえば手間です。

でもその「ひと手間」を加えることこそが、物を大切に永く使い続けられることにつながっていき、時間とともに風合いを増し、魅力的に経年変化をしていってくれます。そして手入れをすることできっと、家族と過ごした時間とともに家に愛着がより一層わいてきます。

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今、世の中に多く出回っている石油製品を使ってうまれる工業的につくられた新建材と呼ばれている素材たち。化粧シート張りの合板フローリングやビニールクロス、ウレタン加工の組み立て家具などの新建材は、そもそも手入れをして使うような考えで作られてはいません。

安価で素材のばらつきもなく施工しやすいため多く使用されていますが、いざシートがめくれたり傷がついたとしてもお直しがきかず、時間とともに劣化していくということになります。経年変化ではなく劣化につながります。

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もちろん、家づくりにおいてイニシャルコストも大事な要素です。(イニシャルコストは 自然素材>新建材であることがほとんど。)でも今だけでなく、これからずっと暮らすという永い目で見たときにどちらの方に価値があるのかを考えることはとても大切なことかなと思います。

家の素材に限らず、洋服でも器でもアクセサリーでも、良いものは手入れしながら永く愛用できます。それって、とても素敵なことだと思います。
自分が永く愛着をもって手入れしながら使ったもの、それを成長した子どもに引き継げること、すごく価値のあることだと思います。

家も同じ。手入れしながら、大切に育て、完成した時より愛着があり、魅力的になった家を次の世代につないでいける、そんな家にできたらと想いながらご提案させていただいています。

メリット・デメリットという考え方ではなく、手入れしながら暮らすこと、私たちはおすすめします。

 

今、スムースショールーム近くで建築中のコンセプトハウス。外壁には「焼杉」を初めて採用。もちろん完全自然素材。

焼杉の外壁は耐久性もとても高く、もし一部張替が必要になっても、その部分だけ張り替えることが可能。昔の人の手入れしながら暮らしてきた知恵がたくさん詰まっている永く使える素材です。その他にも手入れしながら永く使える素材ばかりです。

ご興味ある方はぜひ建築中のコンセプトハウスもご覧くださいね。

 

現在草津市で建築中のコンセプトハウスは2021年4月完成予定です!

建築中のコンセプトハウス現場見学をしてみたいとご希望の方は、0120-992-315 にお電話いただくか、お問合せページからご連絡ください。

\コンセプトハウスの建築blogも随時更新中/
https://sumus.jp/blog/genba/5782/

 


yuoku

奥 友 設計部 / 一級建築士

滋賀県生まれ滋賀県育ちの生粋の滋賀県民。使用方言はもちろん滋賀弁。小さいころ公文に通っていたおかげなのか数学が好きになり、理系の道へ。大学は建築学科を専攻。大学では全く勉強についていけず落ちこぼれで飲み会に全力を注いでいたけれど、そこから紆余曲折あり、運よく建築士の資格を取得し、夢だった設計の仕事をさせてもらっています。