こんにちは。スムース 牧野正一です。

冒頭の一言として、まずもって、なぜ私たちスムースがデンマークの文化に共感し渡航までして学ぼうと考えたのか。簡単ではありますがご説明させて下さい。

まず、私たちスムースが常日頃からアタマとココロで考え掲げている言葉があります。

それは、<何でもない、でも大切な日。>という言葉です。

そして、その言葉の根元には次の様な想いがあります。
私達スムースは毎日、工務店として家族の一生ものの<家づくり>をお手伝いさせて頂いていますが、家づくりはひとつの私たちの強みに過ぎず、今もこれからもずっと叶えたい夢は、出逢わせていただいた、これまでの沢山のご家族との永続的な<家族の幸せづくり>を微力ながらもお手伝いさせて頂き、共に幸せな毎日を叶えていきたい!という想いです。

それらは大それた言葉でありますが、日々の家づくりを進めていくという流れのなかで、各担当が強みを生かし、感性をフル回転して自分達も家族の一員のように打合せにご参加させて頂いています。小さな幸せを感じるパーツの集合体が、建築やインテリアという<家づくり>だと考えています。勿論のことですが、家族の幸せという大きな夢には沢山の多角的な側面があると考える中で、現在進行形で、進行中の家づくり・お引き渡し後のお手伝い、などなど、心を込めてスタッフみんなで日々創意工夫をしてサポートを心掛けています。

家づくりにおける基本的な姿勢は、上記を含めた想いを熱く胸に抱き、日々従事させて頂いています。

書けば書くほど止まらず、、、前置き長くなりすみません…

ここからは、具体的に旅の記録をお伝えさせて下さい。

今回は<世界で一番幸せな国デンマークの暮らし>を数年前から学ぶ中で、現地にて足を運び、見て感じ、スムースの願う<家族の幸せづくり>にエッセンスを得るために渡航してきました。

今回のデンマーク渡航記1では、デンマークにある<コロニヘーヴ>という文化について。

コロニヘーヴとは、家族だけの週末菜園のある小さな小屋のことです。ここには、特別な法律もあり、一定期間以上に住む事などは禁じられています。ですが、レイアウトや暮らし方にはルールはありません。思い思いにDIYで小屋を自由に使えます。約5区画から40区画ほどで構成されており、小屋と庭が仕切られている小さな村のようになっています。


ときには、隣の人とお話ししたり、お野菜を交換したり、一緒に朝から採れたての野菜を焼いて庭で食べたりなど、<Hygge(ヒュッゲ)>して過ごします。

補足説明として、私も大好きなこの、<ヒュッゲ>というデンマーク独特の言葉のご説明をしますね。ヒュッゲとは、デンマーク語で言葉の意味は<心地の良い空間><独自の心地よさ><穏やかで温かい時間>このようなニュアンスを持った言葉です。家族それぞれが独自の価値観で穏やかに時間を過ごす。といったところでしょうか。 美味しい料理と、大好きな家族。 温かいcoffeeと、大好きな本。 心地よい日差しと、大好きな庭仕事。 もうこれが揃っていれば、その時間は紛れもなくヒュッゲそのものです♪ 自分達が心地いい、それぞれのヒュッゲがあると考えられています。このヒュッゲという言葉には、他にも<絆>や<思いやり>という意味もあります。

さて本題へ。コロニヘーヴはデンマークに古くからある文化(約200年前)で、成り立ちは現在に至るまで、沢山の経緯があったと現地で教えてもらいました。現在の目的は週末になると家族みんなで自分たちのコロニヘーヴに出かけて、自分達で食べる野菜や果実などを育て、美味しい空気に包まれて週末の各々の時間を穏やかに暮らす場所です。

それはもう、ヒュッゲそのものです♪

子供が大きくなって学校に行き始めても・・・ 反抗期になっても・・・
友達との遊びで家を空けることが多くなっても・・・ 恋人が出来ても・・・

週末に一度は、家族でコロニヘーヴに出かけるんです♪

慌ただしい日常から少しだけ離れ、週末に家族と向かい合う習慣がこのコロニヘーヴにはあると思います。そんな、週末の時間が<世界で一番幸せな国デンマーク>という、価値観を養う1つなんだと体感し、納得に変わりました。

コロニヘーヴは郊外にも多数存在しますが、コペンハーゲンのセントラルステーション(滋賀でいうと草津駅)から、電車で15分ほどの所にもあり、気軽に行ける場所にも数多くあります。県や町などが運営している施設がほとんどで、建物は新旧にもよりますが、約100万円〜200万円で購入することも可能で、自治体によっては、年単位で安く借りる事も可能です。田舎のコロニヘーヴでは年8万円と安く価格が設定されている地域もあります。(月/約6500円)建物の修補などは自らの責任と工夫でおこないます。何年も受け継がれる建物、これらは地震の少ないヨーロッパ独特の古い建物を大切にする文化とも言えます。

このような、コロニヘーヴを近い将来、この近江の地に築くことが、私達のひとつの夢でもあります。
そして、それは夢から明確な目標に変わり始めました。

<何でもない、でも大切な日。>

そんな毎日が、ずっとずっと続いていくように。
これまでとこれからをつなぐ担い手として、
そして、スムースに関わる全ての人々の幸せが少しでも大きくなり、
もっともっと、笑顔が沢山生まれる場所として、大切に考えていきます。

次回は、デンマーク渡航記2(街並みと暮らし)。

乞う、ご期待ください。



masakazumakino

牧野 正一 トップリーダー / ショップディレクター / 二級建築士

1986年生まれ。京都生れ京都育ち。京都駅前の街並みが僕の〈ふるさと〉です。小学校時代から、〈明るい落ち着きのない少年〉でした。高校から建築を学び、創業時からスムースと10年間共に成長させて頂きました。現在は、滋賀県草津市草津町(自宅からスムースまで徒歩2分)在住。仕事は主に、家づくりにおけるトータルプロデュースをさせて頂いています。今ある物のイノベーションと守るべき理念を胸に、シゴトと共に楽しく人生を生きています。