外構担当のスタッフ、松島が神奈川県建築士会主催のコンペで神奈川建築士会会長賞を受賞しました!

普段、松島はスムースの外構プランから見積・ご提案・お客様と一緒に植栽選び等、外構全般をメインで担当しています。スムースの現在の外構も彼女のプランです。

今回は、環境建築コンペ2019、町と家の「あいだ」を考える というコンペで、既成市街地において心地よく感じられる住宅の内と外の関係を考えた住宅作品やアイデアを募集するという内容でした。

今回受賞したプランのタイトルは「share forest」。

その名の通り、隣家との「あいだ」に設けた雑木林をご近所さん同士シェアするというプランです。

お隣どうしの庭と庭を隣接させて、そのあいだに雑木林をつくる。

フェンスや壁をつくらず、狭い敷地でも庭どうしがつながると敷地も広がって、木々が重なり奥行のある雑木林になる。中には小道を。

部屋から雑木林を感じられるし、風や光も心地いい。
プラン図を見せてもらって、すごくワクワクしました。

枝の越境など気にすることなく、自然な樹形に育つ雑木林は、自然観察をしたり、お花見したり、時には収穫の楽しみもシェアできる。

ご近所さんとのコミュニケーションの場にもなり、一緒に町を管理していく。

敷地がつながり、人がつながり、町がはぐくまれていく。

子どもはみんなに見守られながらはぐくまれる。

すごく魅力的な町ですよね。
人が本来大事にしたい部分が詰まっているという気がします。

プランは、安全面や家族のライフスタイルも重視しています。

歩車分離がひとつです。
子どものプール遊びなど多目的に使われることが多い駐車スペースは、あえて町と家の「あいだ」、道路側に設けられています。

車を止めようとしたら子どもが飛び出してヒヤリとするといったことを防ぎ、一方の庭を安全に遊べる場所とできて親は安心して見守れる。

また、今は共働き世帯が増えていますが、そんな家族にとって、家で過ごせるわずかな時間である夜を楽しむこともプランされています。

夜はライトアップし、家からこぼれる灯りや揺らぐライトが心地よく、

そして、

家に帰ると緑に包まれる空間が広がり、
風を感じ、生命を感じ、光や影を感じる。
きっとそこにはゆったりと流れる時間があるはず。

と、企画書にはそう書かれています。

松島自身も仕事を持つお母さんです。
きっと帰宅後もあわただしい日常だと思います。

けれど、だからこそ家は、仕事や学校から帰ったら、1日の疲れをリセットし、肩の力が抜ける空間であってほしい、その想いが込められています。

ものすごく納得できるし、なんだかホッとするお家ですよね。

もともと大学でランドスケープを学んでいて、森林実習をした話なども聞いたことがありました。樹木や森の事にとても詳しく、となりのトトロ好きでもある彼女から聞く庭や木の話が私は大好きなのですが、

今回のプランは、その源ともつながっているようにも思え、大地にしっかりと根を張った豊かなあり方を感じさせられました。

外構、植栽のこと、気になることありましたら、ぜひまた聞いてみてくださいね。


tomokonakamura

中村 朋子 広報部

夫と娘との3人暮らし。雑貨や家具の販売、学校事務などを経てスムースへ。スムースに在職中に産休をいただき、その後、復帰。子育ての大変さを身をもって感じながらも、子どもの姿にホッとして毎日過ごしています。スムースでは、スムースのことを伝える仕事が多いのですが、 周りの人に知ってもらうために、まず、自分がちゃんと知ることを大事にしたいと思います。