12月1日、伏見稲荷大社にて株式会社スムースの千本鳥居が滞り無く竣功し、本殿で奉納奉告祭を行ってきました。
2006年から創業して毎月朔日に参拝し、10年間続けられたら千本鳥居を建てようと決意しました。2016年に達成し、申し込んでから4年が経った今月、念願が叶いました。もちろん、朔日参りは14年経った今も続けています。

始めたきっかけは、創業当時は経営者という肩書を持った知り合いはおらず、その中で直接会ったことの無い方ですが、唯一、義母のお兄さんが神戸で経営されていて、毎月、伏見稲荷で朔日参りをされていると聞きました。

それまでは初詣ぐらいしかお参りしたことの無い私ですが、なぜか、毎月1回、神様に感謝と祈願を伝える場を作りたいとの気持ちで始めたことを記憶しています。伏見稲荷大社はご存知だと思いますが、商売繁盛の神様です。

 

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半年、一年、二年と続けていくと、どうしても都合がつきにくい事も出てきます。朝一番行っていたのが、現場でトラブルが起きたら、昼から行くことになったり、どうしても1日に前もって行けないと分かっている時は前月末日の夜中に向かい、0時になるのを待って参拝し、色々と工夫しました。

継続は力なりと私の座右の銘としているので、続けることでお稲荷様も理解いただけるかなと思いました。ただ、今まで3回だけどうしても行けなかったことがあります。1回目は忘れもしません。2011年11月1日です。自分でもびっくりするぐらい、頭からすっかり抜けており、気がつけば1週間経っていました。えっ?今日は何日みたいな、、その月は「1」続きと解釈して、2011年11月11日に行き、許してもらえたはずと思っています。2回目は娘の留学する学校を視察するために海外に行っていたり、3回目も海外だったと思います。その時は社員さんに行ってもらいました。色々とありましたが、数えるともう200回目前まで来ています。自分ながらよくやってきたなと思います。

 

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これだけ続けていると、自然とルーティンも決まってきます。

おもかる石の横にある東側正面に大木が祀られています。木を扱う商売をしている私にとって、樹齢何百年というこの大木に感謝を伝えています。日本は木造住宅が多く、木の生命の恩恵を頂き、成り立っています。何十年、何百年の歳月をかけて、育ち、幹となって、柱となり、私たちを支えてくれています。

心の状態も決まり事があります。千本鳥居の参道を通る時は、心鎮めて、自然体でエネルギーと氣を感じるようにしています。月のスタートに心身ともにリフレッシュする感覚です。毎月続けていると、自分と対話する大切な時間でもあります。

スムースは来年15周年を迎えます。

お稲荷様が見守って頂き、社員さんやパートさんに恵まれて、技術が高く、想いがある職人さんたちと出会い、そして、お客様が応援してくださるこの環境にこれからも毎月、感謝を伝えて行きます。

この伏見稲荷大社に千本鳥居として、名前が刻まれ、沢山の方に触れられること、これからも商売を続けて行けること、本当に感無量です。まだまだ、道半ば、邁進していく所存でございます。

千本鳥居建立場所 千本鳥居南参道392番
おもかる石までの参道南側終わる手前です。

株式会社スムース 代表取締役 市川正和


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市川 正和 代表取締役

1973年京都市生まれ、長岡京市育ち。職人、現場監督、営業、設計とすべての業務を経験して2006年に滋賀でスムースを起業。私は常に『共感』ということが大きな基準となっています。スムースの名前の由来も「住まい」の住むと、複数を意味する「S」を繋げたもの。人のご縁に恵まれてきた人生で、これからも共感し合うご縁に恩返しして行くことが使命です。