こんにちは。吉森です。 スムースでは日常の家づくり業務とは別で心の学びであったり、技術や知識を勉強したりといった研修に参加させてもらうこともよくあります。 先日は設計塾というオンラインで行われたセミナーに設計部みんなで参加させてもらいました。その研修は全国の工務店やメーカーが参加していて、架空の敷地やご家族の要望や条件を踏まえて実際にプランを作成して発表していくというものです。私は普段、図面のトレースをCADで行っていて一から家を考えてプランする事や経験も全くないです。色々な家の間取りを見ることは好きですが、いざ自分で考えるとなると本当に大変でした。階段の位置が上手く収まらなかったり、窓の位置と部屋のバランスを考えるのが難しかったり。。。 スムースには2名の設計士がおりますが、日常的にこのような業務を行っていて尚且つ、内からも外からも美しデザインでご家族にあった間取りに仕上げている事、改めてプロだなあと尊敬します。 上手く表現できませんし未熟ですが、今回作成した私のプランです。 (条件:夫55歳、妻50歳、子供2人大学生、収納を充実、読書が好きなご家族、玄関は南側、1Fリ…
今回は現在建築中の<コンセプトハウスのこだわり仕様10選>をご紹介します。 現在はセルロースファイバーの施工も終わり、大工工事真っただ中の現場状況。来年4月の完成が待ち遠しい所です。 1. 焼杉外壁 焼杉とは杉板を焼いて表面を炭化させた板のこと。メンテナンス性が良い(外壁メンテナンスなどのランニングコストを抑えられる)と近年注目されている素材です。 耐久性のポイントとなるのが炭化層の厚み。表面をバーナーで焼くのではなく、三角焼きという技法を使い炭化層を厚くしていきます。 そして、この炭化層が約30年ほぼメンテナンスフリーを実現すると言われています。ここまで優秀な素材でありながらもイニシャルコストはそこまで高くないのも嬉しいポイント。 デメリットとして考えられるのは、あくまでも炭なので触れると黒く汚れるというところ。洗濯物や布団干しなども要注意ですね。あとは施工してくれる大工さんの手や道具が真っ黒になります。笑 2. スーパー白洲そとん壁 そとん壁とは、白州大地の「シラス」から出来ている外壁材。「シラス」とはマグマ噴火と同時に冷やされて火砕流となり堆積したもの…