珪藻土 | 株式会社スムース

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研修に参加しました

こんにちは。吉森です。 スムースでは日常の家づくり業務とは別で心の学びであったり、技術や知識を勉強したりといった研修に参加させてもらうこともよくあります。 先日は設計塾というオンラインで行われたセミナーに設計部みんなで参加させてもらいました。その研修は全国の工務店やメーカーが参加していて、架空の敷地やご家族の要望や条件を踏まえて実際にプランを作成して発表していくというものです。私は普段、図面のトレースをCADで行っていて一から家を考えてプランする事や経験も全くないです。色々な家の間取りを見ることは好きですが、いざ自分で考えるとなると本当に大変でした。階段の位置が上手く収まらなかったり、窓の位置と部屋のバランスを考えるのが難しかったり。。。 スムースには2名の設計士がおりますが、日常的にこのような業務を行っていて尚且つ、内からも外からも美しデザインでご家族にあった間取りに仕上げている事、改めてプロだなあと尊敬します。   上手く表現できませんし未熟ですが、今回作成した私のプランです。 (条件:夫55歳、妻50歳、子供2人大学生、収納を充実、読書が好きなご家族、玄関は南側、1Fリ…

スムースの日常  | 2022.07.03

子どもの記憶に残る家

  まだ雪の日もありますが暦の上では春。 立春が過ぎて、わずかに春らしい気配を感じる日も多くなってきました。   新年度ももうすぐですね。 卒業や入学、進級、新入社など、人生の節目となるシーズンを目前に新生活へ向けての準備をされている方も多いのではないでしょうか。 小学校入学を控えておられるご家庭では、ぴかぴかのランドセルやデスクが出番を待ち、卒園入学への希望とともにどことなくソワソワとする時期ですね。   春は生活スタイルが変化する季節。特に子どもは成長とともに家での暮らし方も変わっていくタイミングだと思います。 我が家には小学2年生の娘がいるのですが、最近自分の部屋がほしいと言い始めました。じゃあ、3年生になったらデスクを移動して部屋を作ろう!と決まったので、近いうちに模様替えをしないとなぁと考えています。   あっという間に大きくなっていく子ども達。 スムースの家づくりでは、子ども達が育っていく大切な場所として、成長を見守り家族に寄り添った暮らしのかたちを創っています。 そこで今回は「子ども」に焦点を当てて建築事例から一部ご紹介したいと思い…

家づくりの現場  | 2022.02.18

宿泊体験のススメ

2021年度グッドデザイン賞を受賞したコンセプトハウス「住み継ぐ暮らし」。 このコンセプトハウスは、随時ご見学をしていただけるのですが、宿泊もしていただけることをご存知でしょうか?   宿泊って何するの? 宿泊したら家の購入を決めなければいけないの? 何がメリット?どんな得があるの?   など、ちょっとわかりづらい部分や聞きづらいところもありますよね? そこで今日はスムースの宿泊体験についてご紹介したいと思います。 まず宿泊体験とは、実際にスムースが建築した家に家族で「住んでみる」体験をすることです。オープンハウスのように行った時間だけの家を見るのとは違い、夜も朝も色んな時間の家の様子を見ることができます。   夜の音、朝の光…  1時間の通常の見学ではわからなかったことが見えてくるのです。 そしてそこで食べて、寝て、起きてと生活をしてみることで、体や心が素直に感じることに気付くことができるかもしれません。 家という大きな買い物は、買うという決断するまでにたくさんの葛藤があると思います。納得し、安心して決断していただきたいので、この宿泊体験を行っています。…

家づくりイベント  | 2021.11.18

暮らしの中のお手入れは メリット? デメリット?

おうちじかんが長くなった今、間取りはもちろんのことですが、素材の選び方一つでも家の中の心地よさの違いを大きく感じることができます。 よく「無垢のフローリングって手入れが大変ですか?」って聞かれます。 暮らしの中で手入れが必要なことは、メリットでしょうか? デメリットでしょうか? 無垢のフローリングや珪藻土、手仕事からうまれる家具などは、スムースの家づくりに欠かせない心地よい暮らしに大切な要素です。そして、そういった自然素材には定期的なお手入れが必要です。 では、そもそも手入れって何なのでしょう。 キレイを保つための掃除とはまた少し違っているのかなとも思います。 * * * 無垢のフローリングには毎年自然系ワックスをかけることをお勧めしています。同じく自然オイル仕上げの家具も同じです。無垢の材料や珪藻土は傷がついても少しのコツでお直しできます。それらの手入れをすることは手間といえば手間です。 でもその「ひと手間」を加えることこそが、物を大切に永く使い続けられることにつながっていき、時間とともに風合いを増し、魅力的に経年変化をしていってくれます。そして手入れをすることできっと、家族と過ごし…

家づくりの現場  | 2021.01.28

珪藻土の話。

1.漆喰(しっくい)と珪藻土(けいそうど)の違い? 2.産地によって調湿の効果が変わる? 3.口に入っても大丈夫。暮らしの中で、自分で直せる安心。 1・2は素材についての情報です。3が実はお伝えしたいことです。 【1.漆喰と珪藻土の違い】 自然素材の内装材としてよく耳にするのが漆喰と珪藻土。 スムースの家でも珪藻土を採用しています。 そもそも漆喰と珪藻土ってどう違うのでしょう? 漆喰・・・時間がたつほど固くなり、調湿機能はありません。殺菌効果があります。 珪藻土・・・調湿効果があり、固まりません。 簡単に言うとこんな感じです。全然違うのですね。では、スムースの作る木造の家(在来軸組工法という建て方)にはどちらがいいのでしょうか。 こたえは珪藻土です。昔ながらの土壁はボロボロ崩れたり、虫がわいたりするのを固く殺菌効果のある漆喰が補っていたのですが、私たちが作っている家は腐らない構造材を使い、風の通り道をつくって換気し、壁の下地は不燃ボードを貼っているのでその必要はありません。 木は生きているので伸縮し、四季のある日本では特に建ててから2年ほどは家全体が動きます。 その動きに柔軟に対応して…

家づくりの現場  | 2017.02.03

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