プランにも素材にもこだわった桂の家。細長い敷地の中に光をとりこむよう、中庭を囲みリビング・キッチン・キッズスペースを配置しています。限られた敷地を有効に使えるように、小上がりになった畳リビングは食事の時にはダイニングのベンチがわりにも。家の真ん中には、直径20㎝の丸太が構えています。この丸太は、京の木を使って、京の環境を守ろうという京都市が進めている『みやこ杣木』制度を利用しました。北山杉の磨丸太で〈地産地消〉の材料です。もうひとつの〈地産地消〉の取り組みとして、スムースの事務所がある滋賀県の新聞古紙を利用した断熱材「セルロースファイバー」で家を暖かく包んでいます。その他にもナラの無垢フローリングに自然素材の蜜蝋ワックスを塗ったり、卵の殻から作られている調湿消臭効果のある「エッグウォール」壁紙を貼ったりと自然の素材に囲まれて暮らせる住まいになりました。
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- 家族構成:夫30歳代、妻30歳代、長女、次女
- 建築場所:京都府京都市
- 延床面積:114.44㎡(34.6坪)