お施主さまが生まれ育ったご実家のとなり、15坪の土地にこだわりと工夫をつめこんだ18坪の家が完成しました。この家には大工さんにつくってもらった造作家具がたくさん。勾配天井のリビングにはタモ材の家具階段で上のロフトスペースに上がります。階段にサイズを合わせてつくった収納引出しにはお施主さまセレクトの取っ手たち。玄関にはベンチにもなる靴箱、子供部屋はカウンターと棚とベッドを一体で作りました。家にぴったりはまる造作家具でむだなくスペースを使いきることで、限られた空間に収納をしっかり確保しています。トイレには個性的なふくろう柄の輸入壁紙を貼ったり、水まわりにはお気に入りのタイルを貼ったり。随所に色を取り入れてどこにいても明るく楽しい家になりました。リビングから見えるのはお施主さまが小さい頃に植えられ、18年間で大きく育った裏のハナミズキ。親から子へ・・・これからは、5歳になる息子さんの成長を見守ります。「スペースの有効活用」×「手仕事のあたたかさ」×「小物や壁紙、タイルなど自分たちらしい素材」自分たちらしい新しいふるさとが誕生しました。
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- 家族構成:お母さん30歳代、長男
- 建築場所:京都府京都市
- 延床面積:59.56㎡(18.0坪)