土地探しからスタートして出会ったのは、39坪で南隣家が段々と高くなる雛段形状の敷地。光を呼びこむための光庭として敷地の奥に庭を配し、カーテンを開けていてもプライバシーは緩やかに保ちながら室内にやわらかな陽だまりをつくります。LDKからすぐのウッドデッキでくつろいだり暮らし方も広がっていきます。家の形は四角くシンプルにしコストバランスを図り、外観は圧迫感を抑えるために２階部分をセットバックし水平ラインを強調。下屋のある平入の外観がどこか和の要素を感じさせ情緒深い表情となりました。帰ってくる家族を優しく迎えてくれる、そんな豊かな住まいが完成しました。

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• 家族構成：夫20代、妻20代、長女、長男
• 建築場所：滋賀県大津市
• 延床面積：91.44㎡（27.7坪）