会社情報

かけがえのない家族のふるさと。それは私たちが大切にしているの家づくりの原点です。
代表 市川のヒストリーと、今後へ向けた想いを綴ります。

代表 市川のヒストリー

スムースの歴史

私は1973年、京都でごく一般的な家庭の長男として生まれました。
幼い頃に父が事業に失敗し、両親が離婚した私は、いわゆる「家族のふれあい」というものを知らずに育ちました。
母は女手ひとつで頑張って私と弟を育ててくれました。

幼少期

狭い長屋で身を寄せ合っての生活でしたが、時に感じる貧しさや寂しさを紛らわしながら、それでも母や弟と一緒にいられることがとても幸せで、居心地よくやすらぎのある空間でした。
私の原点である家族の温もりと、かけがえのない「ふるさと」はあの場所から生まれました。

幼少期の住まい
幼少期の住まい

「家族を守ることができるのは自分しかいない」
もの心ついた頃からそんな想いが強く、もっと両親に甘えたい、わがままを言いたい、 そんな子供特有の気持ちを抑え「自分以外の誰かのために」という思いを持つことが当たり前という考え方が自分の価値観の源泉になっていったように思います。

現場監督時代
現場監督時代

やがて様々なご縁に恵まれ、20歳でこの業界に入りました。
最初は見習いの職人からスタートし、現場監督、営業、設計など12年の月日を経て気がつけば、住宅に関する全ての業務を経験していました。
常に真剣にやり続けてこられた原動力となったのは、幼少期の体験があったからだと感じています。この後、32歳でスムースを起ち上げました。

西大津の事務所にて
西大津の事務所にて

「家族の幸せを共に感じ、
共に願い、共に創る」

私は家族の触れ合いをずっと求めてきました。「家づくりの先にある家族の幸せを築きたい」との想いは私が創業に至ったきっかけです。
家族のふるさとの土台となる家づくりに関わり、そしてそこで生まれる物語を共に感じ、共に願い、共に創っていきたい。
家づくりというきっかけで知り合えた人々が家族のように心をひとつにしていきたい。
これは創業当時から今に至るまで変わることのない想いであり、会社理念となっています。

今、大切にしたい「繋がり」

「人と繋がり、家族と繋がり、心で繋がる。」
価値観が多様な時代だからこそ、何より大切なのは、共感し合い繋がりを感じることではないでしょうか。
多くの繋がりの中に自分がいて、人だけではなく、自然や地球、そして心、その全てが繋がって、今の自分が在るのだと思います。
私にとって幼少期の経験で抑えてきた感情は、今ではとても愛おしく、それは自身の愛であったと感じています。
自分という存在や感情は、切り離されたものではなく、繋がりの中で存在しているということ。
私はまさにこの感性で、家を創っていきたい、ふるさとを創っていきたい。と思っています。
あのかけがえのない、ふるさとを遺していくことが、私の人生の使命です。

スムースフェスティバルにて
スムースフェスティバルにて
株式会社スムース 代表取締役 市川正和