角地に建つ家
- 2階建て
- 30坪未満
- 2階フリースペース
- 和室・畳スペース
- 土間収納
- 焼杉外壁
敷地は分譲地の入り口に位置する敷地面積36坪の角地。分譲地に入ってくると、真っ先に目に入る場所に位置しています。道路面に対して軒を低くし、緑を豊かに配置することで、ここに暮らすまわりの家族にも通りがかりに季節のめぐりをとどける環境をつくりだします。角地だからこそ叶う2つの方位に設けた開口部を通して、室内では心地よい風と景色を感じることができます。壁付け配置にしたキッチンや、視線の抜ける場所に設けた小上がりのスペースによって数字以上の広がりを感じる空間となりました。
物件概要
- 所在地
- 滋賀県大津市
- 家族構成
- 夫婦30代・長女
- 敷地面積
- 120.41㎡(36.42坪)
- 延床面積
- 83.63㎡(25.30坪)
- 耐震等級
- 許容応力度計算 耐震等級3
伝統工法の三角焼きでつくられた焼杉が印象的な佇まいを見せる外観。石積み階段の玄関アプローチは、石という自然のものが持つ力がまわりの草木と一体となり魅力的に。
温かみのある木製サッシが内と外を繋いでくれるLDK。小上がりの畳スペースは腰かけたり、ゴロンと寝転んだり、洗濯物を畳んだり、多用途に過ごせるくつろぎの空間。
施主様ご家族と一緒に植えた木々や草花に彩られた庭。住まうご家族にも近隣のご家族にも、豊かな緑を届け、四季の移ろいを感じさせてくれる。
壁付けキッチン横のダイニングスペースには、施主様が柿渋をセルフ塗装された勾配天井や、山桜材に藤張り戸をしつらえた造作家具。趣きのある落ち着いた心地良さが家族の食卓を包んでくれる。
キッチンからの動線を考慮した洗面室は広めに確保し、ウォークインクローゼットと脱衣室を完備。あるべき場所に必要な収納があることで暮らしがスムーズに。
滋賀県の伝統工芸「近江上布」をガラスの間にはさんでオリジナル製作した建具。麻布の優しい風合いがLDKと玄関をさりげなく分けてくれる。