築30年の木造一戸建の1階部分をリノベーション。「夏は過ごしやすく、冬はあたたかい。」を大切にするため、樹脂サッシを採用し、サッシ周りや材料のつなぎ目を気密テープで埋めるなど気密性を高めました。また、断熱材は新聞古紙からリサイクル生産され、断熱性はもちろん、調湿・防音・防燃・防露にも優れたセルロースファイバーを使用。いつか薪ストーブのある家に住みたいと漠然と考えていた、という施主様ご家族。今回のリノベーションで薪ストーブが実現。これからお子様が成長され少しずつ離れていっても、炎をながめながらのだんらんの時間が家族をつないでくれる薪ストーブになることを願って。その他、オリジナル造作キッチンや、みんなで蜜蝋ワックス塗装したオークの無垢フローリング、模様入りガラスをはめ込んだオリジナルの木製建具、セルフペイントしたキッチン横のグリーンの壁・・・etc、いろいろな色や素材を取り入れ、木の質感にホッとする落ち着いた空間になりました。家族の「これまで」を大事に、家族の「これから」をこの場所で。
- MORE DETAIL
- 家族構成:夫50歳代、妻40歳代、長男
- 建築場所:滋賀県大津市