農業用倉庫兼住居をリノベーション。もともとあった桧の柱は玄関框に、大きな地松梁はキッチン棚に再利用するなど〈これまでの家族の思い出と暮らす。〉ことを大切にしながら、新しい暮らしの要素を加えました。ワンピースのランダムソリッド施工したオークのフロアーには蜜蝋ワックスを。室内壁は既存の漆喰壁とＲＣを補修し、一部新設して元の情緒を生かしました。じっくり選んだアンティークの照明やドアノブが一層それらを引き立てています。ありのまま残したシンボルの松梁は、 これからも新たな家族の暮らしを見守り続けます。

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• 家族構成：夫30歳代、妻30歳代、長男
• 建築場所：滋賀県大津市