眺望を最大限に活かした2階リビングの住まい

※画像はイメージです。
周囲の建物や道路からの視線を避けつつ、開放的な空間で過ごしたい場合は、LDKを2階に配置する計画が有効です。この事例では生活の中心となるLDKを2階に設け、外の景色が視界いっぱいに広がるように大開口を連続させています。リビングとダイニングを一直線につなげ、天井は屋根形状を活かした勾配天井とすることで、実際の帖数以上の広がりを感じられる構成です。
キッチンはアイランド型とし、背面にパントリーと家事スペースをまとめることで作業効率を高めています。1階には主寝室と水回り、ファミリークローゼットを集約し、ワンフロアで身支度が整う動線としています。外観は水平ラインを強調したシンプルなデザインとし、バルコニーの奥行きを深く取ることで屋外の居場所も確保しています。
| 項目 | 内容 |
| 参考価格帯 | 1億円台 |
| 敷地面積 | 約380㎡(約115坪) |
| 延床面積 | 約220㎡(約66坪) |
| 間取り | 3LDK+2階LDK+大開口バルコニー |
| 構造 | 木造 |
| 主な設計ポイント | 2階LDKによる眺望確保/勾配天井による大空間化/アイランドキッチン+回遊動線/1階に水回りと収納を集約/奥行きのあるバルコニーをセカンドリビング化/水平ラインを強調した外観デザイン |
完全分離型の二世帯住宅として設計した邸宅

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親世帯と子世帯が同じ建物に住みながらも、生活時間やプライバシーを保ちたい場合は、上下階で居住空間を分けた完全分離型の二世帯住宅が有効です。この事例では玄関を共有しつつ、各世帯のLDK・水回り・寝室をそれぞれに設けています。生活音が干渉しないよう床構造を強化し、設備配管の位置も分けることで独立性を高めています。
子世帯のLDKは来客を想定した広がりのある空間とし、親世帯はワンフロアで生活が完結する間取りです。収納は各世帯ごとに大容量のファミリークローゼットを設け、共用部分には季節物をまとめて保管できる納戸を配置しています。外観は一つの邸宅として見えるよう素材と窓配置を統一し、将来的に一世帯住宅としても使える可変性を持たせた計画です。
| 項目 | 内容 |
| 参考価格帯 | 1億円台 |
| 敷地面積 | 約500㎡(約151坪) |
| 延床面積 | 約300㎡(約90坪) |
| 間取り | 2LDK+3LDK(二世帯完全分離型) |
| 構造 | 木造 |
| 主な設計ポイント | 上下階で生活空間を分離/各世帯にLDKと水回りを配置/床構造の遮音強化/大容量ファミリークローゼット/共用大型収納/将来一世帯化できる可変間取り |
平屋で完結する大空間ワンフロア邸宅

※画像はイメージです。
階段のない暮らしと、横方向に広がる開放的な空間を重視する場合は、平屋で延床面積を確保する計画が有効です。この事例ではLDKを住まいの中心に据え、各個室や水回り、ファミリークローゼットを回遊できる配置としています。勾配天井を活かしたリビングは天井高を最大まで確保し、大開口を庭側に連続させることでワンフロアとは思えない広がりを生み出したものです。
キッチンの背面にはパントリーと家事スペースをまとめ、洗濯から収納までが短い動線で完結します。主寝室には専用のウォークインクローゼットと洗面を設け、生活動線を分離しています。外観は軒を深く出した水平ラインの強い構成とし、落ち着いた邸宅感を持たせた計画です。
| 項目 | 内容 |
| 参考価格帯 | 1億円台 |
| 敷地面積 | 約600㎡(約181坪) |
| 延床面積 | 約230㎡(約69坪) |
| 間取り | 3LDK+中庭テラス |
| 構造 | 木造 |
| 主な設計ポイント | ワンフロア回遊動線/勾配天井の大空間LDK/深い軒による外部との緩衝空間/主寝室専用の収納と洗面/家事動線の短縮計画 |
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1億円の注文住宅で実現できる性能のイメージ

1億円の注文住宅では、設備を選ぶのではなく暮らし方に合わせて空間そのものを設計できます。キッチンや水回り、ガレージ、庭まで居住空間と一体で計画できる点が大きな違いです。ここでは各場所で実現できるグレードの差を見ていきます。
キッチンは機器・素材・寸法を空間に合わせて選択できる
1億円クラスになると、既製プランの中から選ぶのではなく、空間の寸法や暮らし方に合わせてキッチンそのものを設計できます。天板はセラミックやクォーツなど質感と耐久性を両立した素材を選択でき、シンクや加熱機器の配置も調理動線に合わせて最適化可能です。
海外製の大容量食洗機やビルトインオーブンを組み込む、背面収納を壁面いっぱいに造作するなど、見た目の統一感と使いやすさを高いレベルで両立できます。複数人で使ってもストレスがない寸法計画まで踏み込める点が大きな違いです。
水回りは既製品の組み合わせを超えた設計が可能になる
洗面・浴室・トイレは既製サイズに合わせるのではなく、使い方や家族構成に応じて広さや仕様を決められます。洗面はカウンター長さやボウル数を調整した造作にすることで、朝の混雑を避けられる動線を確保可能です。浴室もサイズ拡張や開口の取り方、素材の選択によってホテルのような開放感を演出できます。
収納量や室内干しスペース、ランドリールームとの直結など、日常の家事負担を減らすための計画まで含めて設計できることが、一般的な住宅との明確な差になります。
ガレージは動線と趣味性を両立した空間としてつくれる
ガレージは単に車を停める場所ではなく、住まいの一部として計画できます。玄関や収納と直結させることで雨天時でも濡れずに出入りでき、買い物後の動線も短縮できます。車やバイクのサイズに合わせた寸法設定、メンテナンスやアウトドア用品の収納スペースの確保など、用途に応じた空間構成が可能です。
内装仕上げや照明計画まで整えることで、コレクションを眺める場所や趣味の作業場としても機能し、実用性と満足感を両立できます。
庭・テラスはリビングとつながる設計で活用度が高まる
庭やテラスは外構として後から整えるのではなく、建物と同時に計画することで日常的に使える空間になります。リビングと床レベルや軒の出をそろえることで内外が連続し、食事やくつろぎの場として自然に使えるようになります。視線のコントロールや植栽計画まで含めて設計することで、周囲を気にせず過ごせるプライベートな屋外空間を確保可能です。
屋外用家具や照明を前提にした配線計画まで行うことで、週末だけでなく平日も活用できる“もう一つの居場所”になります。
1億円の注文住宅の価格内訳と費用配分

費用配分は建てるエリアや敷地条件、どこにこだわるかによって変わりますが、一定の傾向があります。1億円規模の事例では建物本体が全体の中心となり、土地取得費は立地と広さで大きく上下します。ここでは実際の建築事例をもとに、どの項目にどれくらいの費用がかかるのかを整理します。
建物本体工事費の考え方
土地を含む総額1億円の場合、建物本体に配分できるのは6,000万〜8,000万円台が現実的な水準です。この価格帯に入ると延床50〜70坪でも坪単価は100万〜130万円前後となり、一般的な“標準仕様”という考え方は当てはまりません。仮に建物を5,000万円台まで抑えると、面積を縮小するか、大開口・造作家具・ビルトインガレージなど空間的な見せ場のどれかを削る必要が出てきます。建物側にどれだけ予算を残せるかで設計の自由度が決まり、住まいの完成度が大きく変わります。
土地取得費とエリア特性
滋賀のような地方都市では、土地取得費は2,000万〜4,000万円台に収まるケースが多く、総額の20〜40%を占めます。例えば3,000万円の土地であれば建物に約7,000万円を回せるため、延床60坪前後やガレージ一体型の構成も現実的です。一方で駅近や人気学区で4,000万円台に入ると、建物は6,000万円前後まで圧縮され、面積か仕様のどちらかを調整する必要が出てきます。
さらに造成・擁壁・地盤改良の有無によって数百万円単位で増減するため、購入価格だけで判断すると資金計画が崩れます。立地を優先するのか、建物の完成度を優先するのかで配分の考え方が変わります。
外構・造園・ガレージにかかる費用
1億円規模の住宅では外構は300万〜500万円では収まりません。門まわり・アプローチ・植栽・塀・駐車スペースを一体で計画すると800万〜1,200万円程度が目安になります。さらにシャッター付きガレージや中庭まで含めると1,500万円前後に入るケースも珍しくありません。ここを後回しにすると建物との一体感が失われ、動線や外観の完成度が下がります。
逆に初期段階から建物と同時に設計すれば、ファサード・視線計画・駐車動線まで含めて統一され、同じ延床面積でも住宅の格が変わります。外構は余剰費ではなく“空間の一部”として予算を確保することが大切です。
設計費・家具・照明を含めた総額の捉え方
設計事務所や建築家に依頼する場合、設計監理料は建物工事費の10〜15%前後となり、600万〜1,000万円程度が目安です。これに加えて照明・カーテン・造作家具・家電で200万〜400万円前後、仕様を揃えると500万円を超えることもあります。この部分を後回しにすると入居直前に資金が不足し、既製品を組み合わせるだけの空間になります。
建物と同時に計画しておけば内装・素材・光の見え方まで統一され、完成度が大きく向上します。1億円の住宅では“建物価格”ではなく“暮らしが完成する総額”で配分を考える視点が重要です。
関連記事:注文住宅の相場はいくら?土地込み費用・坪数・建築価格を徹底解説
1億円の家を建てられる年収と資金計画の考え方

年収1,000万〜3,000万円の世帯でも、借入額と自己資金の配分次第で資金計画の安全性は大きく変わります。ローン返済額だけで判断すると、入居後の教育費や資産形成とのバランスが崩れるため注意が必要です。ここでは実際の返済額や維持費を基準に、無理のない資金計画の考え方を整理します。
1億円の住宅を選択する人の年収目安
年収1,000万〜1,500万円の場合、金融機関の借入目安(年収倍率7倍前後)から逆算するとフルローンで7,000万〜1億円弱が上限帯になります。このゾーンでは頭金を1,500万〜2,500万円入れて借入額を抑える設計が現実的です。年収1,500万〜2,000万円になると返済比率を20%台に保ったまま8,000万〜1億円の借入が視野に入ります。
年収2,000万〜3,000万円の層では借入額そのものよりも資産配分が論点となり、現金を残してレバレッジをかけるか、自己資金比率を上げて月額返済を抑えるかという戦略の選択になります。重要なのは「借りられる額」ではなく「返し続けても生活水準が落ちない額」です。
頭金とローン返済額の現実的なライン
金利0.5〜1.0%・返済期間35年を前提とすると、8,000万円の借入で月々の返済額は約20万〜23万円前後に収まります。年収1,000万円なら手取りベースで返済比率は25%前後となり、教育費や車両費を考慮するとやや重めです。年収1,500万円であれば20%前後に落ち着き、資産形成との両立が可能になります。
年収2,000万円を超えると返済負担は相対的に軽くなり、繰上返済をするか運用に回すかの判断が資金効率を左右します。頭金は多ければ安全というものではなく、手元資金を生活防衛費と運用資金として残す設計が、富裕層の資金計画では一般的です。
固定資産税と維持費の考え方
1億円規模の住宅では、建物評価額に対する固定資産税は年間40万〜70万円前後が目安になります。これに加えて火災保険・地震保険、メンテナンス費用として年間50万〜100万円程度を見込んでおく必要があります。外壁・防水・設備更新などは15〜20年単位で数百万円規模の支出になるため、ローン返済とは別枠で積立てておく設計が不可欠です。
年収1,000万円帯ではこの維持費が家計に与える影響が大きく、年収2,000万円を超えると“支出”ではなく“資産維持コスト”としてコントロールできる領域に入ります。住宅取得はゴールではなく、保有し続けるためのキャッシュフロー設計まで含めて成立します。
関連記事:大津市のモデルハウス見学会情報|事例別の見どころと家づくりの基準を徹底解説
1億円の家づくりで整理しておきたいこと

予算規模が大きいほど選択肢が増えやすく、打合せのたびに方向性が揺れやすくなります。目的や優先順位を決めないまま進めると面積や設備の足し算になり、資金配分も崩れがちです。最初に判断基準を整理しておくことで設計の精度と完成度が大きく変わります。ここでは、計画をぶらさず満足度を高めるために整理しておきたいポイントを解説していきます。
家を建てる目的や守りたい暮らしを夫婦で決めておく
打合せが長引くご家庭ほど「なぜ建てるのか」が共有されていません。子どもとの時間を優先したいのか、来客をもてなす家にしたいのか、在宅ワークを快適にしたいのかで間取りも予算配分も変わります。例えば同じLDKでも、家族で過ごす時間を重視する場合は、単純に面積を広げるのではなく、ソファに座ったときの視線の抜けや、ダイニング・畳コーナー・ワークスペースなどそれぞれが自然に過ごせる位置関係を優先するケースが多い傾向です。
反対に来客が多いご家庭では、玄関からLDKへの動線や水回りの配置を重視した予算配分になるケースが多い傾向です。ここが曖昧なまま進むと設備や面積の足し算になり、1億円かけても“暮らしに合わない家”になります。最初に夫婦で共通のゴールを持つことが、計画全体の軸になります。
性能や設備の優先順位と判断基準を先に整理しておく
打合せでは必ず「こちらの仕様も選べます」と提案が続きます。その都度判断していると予算はすぐに膨らみます。断熱・耐震・空調計画にしっかり配分するのか、キッチンや造作家具など体感できる部分を重視するのか、あらかじめ基準を決めておくことが重要です。
実際に満足度が高いご家庭は“採用する理由”と“採用しない理由”を明確に持っています。営業側としても判断基準が共有されていると提案の精度が上がり、無駄な見積り変更が減ります。優先順位は資金計画と直結するため、早い段階で整理しておくほど打合せがスムーズになります。
自分と家族が落ち着ける居場所の条件を明確にしておく
住まいの満足度は、面積や設備のグレードだけでは決まりません。長く過ごす場所で何をしている時間が多いのか、どの距離感だと落ち着くのかを先に整理しておくことで、間取りの提案内容が変わります。たとえばリビングで過ごす時間が中心のご家庭では、テレビの配置よりもソファに座ったときの視線の抜けや外とのつながり方を優先するケースが多い傾向です。
逆に個室で過ごす時間が長い場合は、音環境や動線計画に重点を置くことになります。こうした条件が共有できていると、同じ延床面積でも体感的な広さや居心地に明確な差が出ます。
滋賀で自分たちらしい1億円の注文住宅をかたちにしよう
滋賀で1億円の注文住宅を検討するなら、空間のつくり込みと費用配分、資金計画を切り離さずに考えることが重要です。どこに予算をかけるのか、どんな暮らしを実現したいのかを先に整理しておくことで、同じ1億円でも完成度と満足度は大きく変わります。仕様や面積の足し算ではなく、自分たちの基準で配分を決めることが後悔しない家づくりにつながります。
スムースは、滋賀の気候を前提にした高断熱・高気密の性能設計と、無垢材や塗り壁を使った素材提案を標準としています。全棟で気密測定を実施し、断熱等級6(HEAT20 G2)水準を基準に計画を行うため、数値と体感の両面から住み心地を確認しながら家づくりを進められます。設計段階から外構や家具配置まで含めて提案することで、完成後のイメージのズレが起きにくい点も特徴です。1億円という予算を広さではなく暮らしの質に配分したい方は、スムースへご相談ください。

