旧中山道の懐かしき街並みを受け継ぐ家
滋賀県犬上郡豊郷町   
注文住宅、新築

ご主人が生まれ育ったこの歴史ある場所で、これからものんびりと子育てをしながら暮らしていきたい。
そんな想いから、新しい家族の物語ははじまりました。
お正月やお盆に、家族や親戚が自然と集まったあたたかな記憶。
その思い出を受け継ぐように、
この家には「家族が集う居場所」が幾重にも織り込まれています。
建具を閉じれば落ち着いた個室となり、開け放てばリビングの一角へと広がる和室。
その時々の暮らしに寄り添い、表情を変えていく居場所をつくりあげました。
勾配天井と二方向に設けた大きな開口が、のびやかな光と風を運び込みます。
その外側には、ウッドデッキを介してこだわりのお庭へとつながる心地よい余白。
職人が一つひとつ丁寧に設えた造作の家具と、肌になじむ自然素材のぬくもりと香り。
それらがつくりだす空間は、数値だけでは語れない、五感で感じる心地よさに満ちています。
歴史あるこの街並みに新たに生まれた、おくゆかしく上質な住まい。
古き良き時代の佇まいを受け継ぎ、
家族の記憶とともに、これからの時間を静かに紡いでいきます。
地域の歴史を重んじ、
それらを未来へと結んでいく一邸が、
また一つ滋賀の地に生まれました。
物件概要
- 所在地
- 滋賀県犬上郡豊郷町
- 敷地面積
- 209.45㎡(63.36坪)
- 延床面積
- 86.5㎡(26.2坪)

勾配天井によって生まれる伸びやかな空間に、
障子越しのやさしい光や、低く切り取られた窓からの景色が重なり、
日々の暮らしの中に静かな豊かさを感じさせてくれます。
大きく開放的でありながら、どこか落ち着いていて、
自然と長く居たくなるような空間です。

キッチンや背面収納、窓辺のカウンターには、
職人が一つひとつ丁寧に設えた造作家具を取り入れました。
木目の表情や手触り、暮らしに合わせた寸法感が、
住まい全体にあたたかさを添えています。


リビングの一角に設けた和室は、
建具を開ければLDKとひとつながりの広がりに、
閉めれば落ち着いた個室のような空間に。
家族が集まる時も、
ひとりで静かに過ごす時も、
その時々に合わせて使い方を変えられる、
余白のある居場所になっています。


朝、コーヒーを淹れる。
お気に入りの器を並べる。
食卓で子どもと話しながら、
ゆっくり一日を始める。
そんな時間を受け止めてくれるのが、
木の家具に囲まれたダイニングと造作キッチンです。
キッチンは、職人が一つひとつ丁寧に設えた造作家具によって、
空間全体と自然につながるように仕上げました。
木の面材とステンレスの天板、手に触れる取手、日々使う道具たち。
料理をする場所でありながら、暮らしの道具が美しく馴染む、
住まいの風景の一部になっています。
ダイニングテーブルのそばには、
窓辺のカウンターや観葉植物、季節のしつらえが並びます。
食事をするだけでなく、
お茶を飲んだり、
本を読んだり、
子どもが宿題をしたり。
家族のいろいろな時間が、食卓を中心にゆるやかに重なっていきます。


窓の外には、
ウッドデッキと庭の景色が広がります。
室内にいながら、
庭木の枝ぶりや石の表情、
季節ごとの小さな変化を感じられることも、
この家の心地よさのひとつです。
子どもたちが庭で遊ぶ様子を見守ったり、
季節の光が床に落ちる様子を眺めたり。
家の中と外がつながることで、
日々の暮らしに自然の気配がそっと入り込んできます。


まわりからの視線をやわらかく遮りながらも、
空や山並みの抜けを感じられるのも、
この庭の心地よさのひとつです。
日差しを受けて葉が揺れる様子や、
石の陰に生まれる小さな草花の表情が、
日々の暮らしの中に自然の気配を届けてくれます。



