高台に佇む、優しい景色をつくる住まい

  • 2階建て
  • 30坪〜35坪未満
  • 和室・畳スペース
  • 焼杉外壁
このお住まいは傾斜地を造成した見晴らしの良い高台での計画です。 傾斜地は考えようによっては上り下りが面倒かもしれないけれど、住宅の見せる町並みの表情は平坦地のそれと比べてとても豊かなものになるということは皆が納得するところではないでしょうか。この住まいを見ているとその思いを強くします。この住まいに暮らす子ども達は大好きな家の記憶としてこの景色に愛着を持って成長していくんだろうなと思います。 外装には牛窓産本焼杉を採用しており、素材が醸し出す重厚な表情がありながらもツートンの羽目板張りがいい塩梅に軽やかさを加えてくれています。また玄関庇を敷地の高低差に合わせて大きく葺き下ろしており、玄関までのアプローチを印象深いものにしています。家族か集う居間には、小上りの寝そべりたくなるタタミコーナーであったり、吹抜けから落ちる陽光が心地の良い日だまりの食卓、足触りのいい無垢の造作階段をベンチ代わりに腰かけてみたりと居場所がそこかしこにある住まいです。

物件概要

所在地
滋賀県大津市
家族構成
夫40代・妻30代・長男・次男
延床面積
103.51㎡(31.3坪)

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