家づくりでは、無垢材や漆喰、焼杉などの自然素材を取り入れた住まいを選ぶ人が増えています。家全体に採用するだけでなく、床や天井など暮らしに合わせて部分的に取り入れるだけでも、木の温もりや自然素材ならではの心地よさを感じられる点が魅力です。なかでも無垢材は、肌触りの良さや経年変化を楽しめる素材として人気があります。
その反面、「傷が付きやすい」「思ったより手入れが大変だった」など、住み始めてから後悔したという声があることも事実です。「無垢材を取り入れたいけれど、自分も後悔しないだろうか」「実際にどんな失敗が多いのか知っておきたい」と考える方も多いでしょう。
この記事では、実際に無垢材の家に住んだ人の体験談をもとに、後悔しやすいポイントや対策、無垢材が向いている人・向いていない人の特徴まで分かりやすく解説します。

無垢材は、自然素材の家づくりを考えるうえで代表的な素材のひとつです。木そのものを切り出して加工しているため、肌触りや香り、経年変化など、天然木ならではの魅力を楽しめます。その反面、湿度による伸び縮みや傷の付きやすさなど、あらかじめ知っておきたい特徴があることも事実です。人によっては手間や扱いにくさを感じる場面もありますが、多くは樹種や塗装方法、採用する場所を工夫することで十分に対策できます。
さらに、自然素材の施工実績が豊富な工務店であれば、家族構成やライフスタイルに合わせて適した素材や使い方を提案してもらえるため、「何を選べばよいか分からない」という方でも過度に心配する必要はありません。無垢材は後悔しやすい素材ではなく、特徴を理解したうえで選ぶことが満足度につながる素材といえるでしょう。

無垢材は床や天井、造作家具などさまざまな場所に取り入れられており、多くの住宅で採用されています。一方で、実際に暮らし始めてから「思っていたより傷が目立つ」「こんなことになるとは知らなかった」と感じた人も少なくありません。ここでは、一般的なデメリットではなく、実際に無垢材の家で暮らした人の体験談をもとに、住んでから気付きやすい無垢材ならではの特徴について紹介します。
「入居して半年くらいは気を付けていましたが、2歳の子どもがおもちゃの木製汽車やミニカーを何度も床に落とすようになり、小さなへこみが一気に増えました。最初の傷はかなりショックでしたが、一度付くと次第に気にならなくなりました」という声があります。
さらに、「ソファを模様替えで少し引きずっただけなのに、脚の跡がくっきり残ってしまった」「ダイニングチェアを毎日出し入れしていたら、脚の動く部分だけ色が変わるように傷が増えた」といった体験談も見られました。無垢材は柔らかい樹種ほど衝撃を受けやすく、子どものいる家庭や家具を動かす機会が多い家庭では、想像以上の早さで使用感が現れることも珍しくありません。
「朝食のあとに子どもがこぼした牛乳を拭き忘れ、仕事から帰ってきたら床に白っぽい輪ジミが残っていました。水なら大丈夫だと思っていたので驚きました」という声があります。そのほかにも、「観葉植物の受け皿から少しずつ水が漏れていたことに気付かず、鉢をどかしたら黒ずんだシミになっていた」「コップの結露をそのままにしていたら跡が残り、何度拭いても消えなかった」という体験談も見られます。
無垢材は木そのものを使用しているため、水分が長時間触れた状態が続くとシミや変色につながることがあります。日常生活のなかでは、少量の水でも早めに拭き取る習慣が大切だと感じたという人が少なくありません。
「引き渡しから最初の冬を迎えた頃、床板のつなぎ目に1〜2mmほどのすき間ができていて、施工ミスかと思って工務店へ連絡しました。乾燥する時期には起こりやすい現象だと説明を受けて初めて知りました」という声があります。
さらに、「朝一番にリビングを歩くと『ミシッ』『キュッ』と音が鳴るようになり、不具合ではないかと心配になった」「暖房を使い始める時期だけ床鳴りが増え、春になるとほとんど気にならなくなった」という体験談も見られました。
無垢材は室内の湿度に合わせてわずかに伸び縮みを繰り返すため、季節によってすき間や床鳴りが生じることがあります。こうした変化を知らずに住み始めると、不具合と勘違いして後悔につながるケースもあるようです。
「入居前は年に一度くらいワックスを掛ければ十分だと思っていましたが、子どもが飲み物をこぼした跡や細かな傷が気になり、休日のたびに床の状態を確認するようになりました」という声があります。
そのほかにも、「掃除機だけで終わると思っていたのに、乾拭きやオイルメンテナンスの時期を気にするようになった」「傷を見つけるたびに補修方法を調べたり、補修キットを使ったりすることが増え、思った以上に時間がかかった」という体験談も見られます。
特にオイル塗装の無垢材は、風合いを保つために定期的なお手入れが推奨されています。こうした作業を楽しめる人もいる一方で、できるだけ手間を掛けたくない人には負担に感じられるようです。
「少しでも費用を抑えたくて無垢材は床だけにしましたが、完成後に『やっぱり階段も無垢にすればよかった』と感じ、後から追加できない部分だけに後悔が残りました」という声があります。
反対に、「見積もりでは床材の価格しか見ておらず、樹種の変更や塗装方法、施工費まで含めると予算を大きく超えてしまった」「オークよりウォールナットの雰囲気が気に入り変更したところ、想像以上に金額が上がり、キッチンの設備を見直すことになった」という体験談もありました。
無垢材は材料費だけでなく、樹種や仕上げ方法、施工範囲によって総額が変わります。価格だけで判断すると、完成後に「ここも無垢材にすればよかった」「想定より高くなった」と感じる人も少なくありません。
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無垢材は床だけでなく、キッチンやテーブル、外壁などさまざまな場所に採用できます。ただし、使う場所によって受ける影響が異なるため、後悔しやすいポイントも変わります。実際に暮らし始めてから使い勝手に悩むケースも少なくありません。ここでは、場所ごとに起こりやすい無垢材ならではの特徴や、事前に知っておきたいポイントを解説します。
無垢フローリングは家のなかでも使用頻度が高いため、生活動線によって経年変化に差が出やすい場所です。玄関からリビングへ続く通路やキッチン前など、毎日同じ場所を歩く部分は徐々に色味やツヤが変化し、家具の下との違いが目立つことがあります。さらに、キャスター付きのワゴンや学習椅子をそのまま使うと、細かな擦り傷が集中的に付きやすくなるため注意が必要です。
これは無垢材が木本来の質感を残しているため、日々の摩擦や荷重の影響を受けやすいためです。生活動線や家具の配置まで考えて計画すると、住み始めてから「こんなところまで傷むとは思わなかった」という後悔を減らしやすくなります。
キッチンは水や油を毎日使うため、無垢材を採用した場合に変化が現れやすい場所です。シンク前では食器洗いの水滴が床やカウンターに飛びやすく、気付かないうちに黒ずみやシミの原因になることがあります。さらに、コンロ周辺では細かな油が木の表面に少しずつ付着し、時間の経過とともにべたつきや汚れが落ちにくくなるケースも少なくありません。
無垢材は木そのものの質感を活かした素材のため、表面の仕上げによっては汚れが染み込みやすい特徴があります。リビングや寝室とは異なり、水分や油分に触れる機会が多いキッチンでは、汚れが蓄積しやすいことに後悔する人もいます。
無垢材のテーブルは木の温もりを身近に感じられる一方で、毎日の食事や作業による影響を受けやすい場所です。たとえば、冷たいグラスをそのまま置いてできた結露や、熱いマグカップ、鍋を一時的に置いたことで輪ジミや変色が残ることがあります。さらに、食器を引きずる動作や子どものお絵描き、カッターを使った工作などが原因で、細かな擦り傷やへこみが少しずつ増えていくケースも珍しくありません。
無垢材は木本来の風合いを活かした素材であるため、こうした日常の使用による変化が表面に現れやすい特徴があります。毎日目にする家具だからこそ、小さな変化でも気になり、後悔につながる人もいるようです。
無垢材を外壁に採用すると、木ならではの風合いや温かみのある外観を演出できます。ただし、屋外は雨や紫外線、湿気の影響を一年中受け続けるため、室内よりも経年変化が現れやすい場所です。日当たりの良い南側だけ色が薄くなったり、雨が当たりやすい面だけ黒ずみやコケが発生したりと、方角によって見た目に差が出ることもあります。こうした変化を抑えるには、定期的な再塗装や点検が欠かせません。「年月が経っても何もしなくてよい」と考えて採用すると、想像以上に維持管理の手間や費用が掛かり、後悔につながるケースがあります。

無垢材で後悔した人の声を紹介してきましたが、こうした悩みの多くは無垢材を採用したこと自体が原因ではありません。樹種や塗装方法、採用する場所などを事前に検討することで、気になる点を軽減できるケースも少なくありません。ここでは、無垢材の魅力をできるだけ活かしながら、後悔を防ぐために知っておきたいポイントを紹介します。
無垢材は見た目が似ていても、樹種によって硬さや傷の付きやすさ、経年変化が大きく異なります。たとえば、スギやパインは足触りがやさしく冬でも冷たさを感じにくい一方で、柔らかいため物を落とした際にへこみやすい特徴があります。反対に、オークやナラは硬く耐久性に優れており、子どもがいる家庭や家具を頻繁に動かす場所にも採用されることが少なくありません。
さらに、ブラックウォールナットは落ち着いた色合いと高級感、チェリーは年月とともに飴色へ変化する美しさが魅力です。見た目だけで選ぶのではなく、家族構成や暮らし方まで考えて樹種を選ぶことが、後悔を防ぐ大きなポイントになります。
無垢材の塗装には、大きく分けてオイル塗装とウレタン塗装があります。オイル塗装は木に浸透して仕上げるため、無垢材本来の質感や調湿性を感じやすく、傷が付いても部分的に補修しやすい点が魅力です。一方、水や油が染み込みやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。
これに対し、ウレタン塗装は表面に塗膜を作るため、水はねや油汚れに強く、日常のお手入れもしやすい仕上げです。ただし、木の手触りはやや弱まり、深い傷が付くと部分補修が難しい場合があります。無垢材を採用する場所や暮らし方に合わせて塗装方法を選ぶことが大切です。
傷を完全になくすことは難しいため、「傷が目立ちにくい家」に設計するという考え方もあります。たとえば、節のない均一な床材は高級感がある一方、小さな傷でも目立ちやすい傾向があります。反対に、節や色ムラを活かしたキャラクターグレードは木目の表情が豊かなため、生活傷が自然になじみやすく目立ちません。
さらに、傷の見え方は照明計画によっても変わります。床に対して斜めから光が当たると細かなへこみまで目立ちやすくなるため、配灯まで含めて計画するのもおすすめです。
そのほか、玄関や子どもの遊び場など傷が付きやすい場所には、表面にあえて凹凸を施した「なぐり加工(スプーンカット)」を採用する方法もあります。足触りの良さを楽しめるだけでなく、後から付いた細かな傷がもともとの凹凸になじみやすく、経年変化を自然な風合いとして楽しみやすくなります。
無垢材で後悔しないためには、素材そのものよりも「誰に相談するか」が重要です。施工実績が豊富な工務店であれば、「小さな子どもがおもちゃをよく落とす」「犬と一緒に暮らしている」「共働きでこまめなメンテナンスは難しい」など、それぞれの暮らし方に合わせて樹種や塗装方法、採用する場所を提案してくれます。
たとえば、水はねが多いキッチンは汚れに強い仕上げにし、裸足で過ごす時間が長いリビングは木の質感を優先するなど、家全体を同じ仕様にするのではなく、場所ごとに最適な組み合わせを考えることも可能です。さらに、傷が目立ちにくい樹種やグレード、将来のメンテナンス方法まで含めて説明してもらえるため、「見た目だけで選んで失敗した」という後悔を防ぎやすくなります。

無垢材には傷やシミ、メンテナンスなど知っておきたい特徴がある反面、一般的な複合フローリングでは得られない魅力が数多くあることも事実です。だからこそ、多少の経年変化も「味わい」として楽しみながら、長く愛用している人も少なくありません。ここでは、無垢材だからこそ感じられる魅力や、暮らしのなかで実感しやすいメリットを紹介します。
無垢材の魅力として多くの人が挙げるのが、素足で歩いたときの心地よさです。一般的な複合フローリングは表面を化粧シートなどで仕上げている製品も多く、均一な質感になります。一方、無垢材は木そのものを使用しているため、一枚ごとに木目や質感が異なり、季節によっても表情が変わります。さらに、木は熱を伝えにくい性質があるため、冬でもヒヤッとした冷たさを感じにくい点も特徴です。長時間立つキッチンや、子どもが床で遊ぶリビングでは、この違いを実感する人も少なくありません。
一般的なフローリングは、年月が経つにつれて色あせや傷が「劣化」として見えやすい傾向があります。これに対し、無垢材は日差しや空気に触れることで少しずつ色味が変化し、住む人とともに風合いを育てていける素材です。
たとえば、チェリーは赤みが増して深みのある飴色へ、ブラックウォールナットは色がやや明るくなり、落ち着いた表情へと変化していきます。新品の状態が完成形ではなく、10年後、20年後にしか出せない表情が生まれることも、無垢材ならではの魅力です。
無垢材は傷が付きやすい反面、補修しやすい点も大きなメリットです。複合フローリングは表面の化粧層まで削れてしまうと部分補修が難しく、傷の状態によっては張り替えが必要になることがあります。一方、無垢材は木そのものが床材のため、浅い傷であればサンドペーパーで表面を整えたり、オイルを塗り直したりして目立ちにくくできます。
さらに、スギやパインなど柔らかい針葉樹では、小さなへこみであれば水分と熱を利用してある程度復元できる場合もあります。長く住み続けることを考えると、自分たちで手を掛けながら使い続けられる点は大きな魅力です。
関連記事:自然素材の家のメンテナンス方法を素材別で紹介!10年後や30年後にかかる費用も解説
無垢材は周囲の湿度に応じて水分を吸収・放出する性質があり、室内環境を穏やかに保つ働きが期待できます。梅雨のように湿度が高い時期は余分な湿気を吸収し、乾燥しやすい冬場は蓄えた水分を少しずつ放出するためです。もちろん無垢材だけで室内湿度を自由に調整できるわけではありませんが、複合フローリングにはない自然素材ならではの特徴といえます。
さらに、静電気が起こりにくいことから、ホコリが舞い上がりにくいと感じる人もいます。見た目だけでなく、日々の暮らしやすさにもつながる点が無垢材の魅力です。

無垢材は、誰にでも向いている素材ではありません。しかし、素材の特性を理解したうえで選べば、年月を重ねるほど愛着が深まる住まいになります。具体的には、以下のような人に向いています。
・傷やシミを「家族と暮らした証」として受け入れられる人
・素足で過ごす時間が長く、床の肌触りや温もりを大切にしたい人
・均一なデザインより、木目や色合いの個性に魅力を感じる人
・家具や住まいを手入れしながら長く使うことが好きな人
・木の香りや調湿性など、暮らしの快適さにもこだわりたい人
無垢材は、引き渡し時が完成ではありません。子どもが付けた傷や日差しによる色の変化、年月とともに深まる風合いを「味わい」と感じられる人ほど、満足度は高くなります。革製品やデニムを育てるように、住まいにも少しずつ自分たちらしさが刻まれていくことに価値を感じる方には、無垢材は非常に相性の良い素材といえるでしょう。さらに、床に寝転んだときの心地よさや木の香り、季節ごとの空気感など、数値では表せない快適さを重視する人にもおすすめです。

無垢材には多くの魅力がありますが、ライフスタイルや価値観によっては後悔につながることもあります。無理に取り入れるのではなく、自分に合っているかどうかを冷静に判断することが大切です。具体的には、以下のような人は慎重に検討したほうがよいでしょう。
・床や家具をいつまでも新品同様の状態で保ちたい人
・水拭きやアルコール除菌など、手間を掛けずに掃除したい人
・色や木目の違いが気になり、均一なデザインを求める人
・メンテナンスをできるだけしたくない人
・床暖房を重視しつつ、床材のコストも抑えたい人
無垢材は、工業製品のように新品の状態を長く保つ素材ではありません。傷や色の変化、木目の違いを「味わい」と感じられるかどうかで、満足度は大きく変わります。掃除やメンテナンスの方法にも特徴があるため、自分たちの暮らし方や価値観に合っているかを基準に選ぶことが大切です。

無垢材について調べると、傷やシミ、メンテナンスなど気になる情報が多く見つかります。もちろん事前に特徴を知っておくことは大切ですが、無垢材は写真や文章だけでは魅力が伝わりにくい素材でもあります。実際に素足で歩いたときの肌触りや木の香り、空気感は、モデルハウスや完成見学会だからこそ体感できます。
デメリットばかり気になっていた人でも、実際に触れて印象が大きく変わるケースは少なくありません。さらに、床だけでなくキッチンや天井、造作家具などへの取り入れ方や、おおよその費用感、経年変化の実例を確認できることも見学会ならではの魅力です。無垢材を採用するか迷っている方は、最終的な判断をする前に一度足を運んでみることをおすすめします。
関連記事:滋賀のモデルハウス見学会ガイド|見るだけ参加はOK?選び方とチェックポイントまで解説
自然素材を活かした家づくりを大切にしているスムースでは、ご家族の暮らし方に合わせて無垢材の樹種や使う場所まで丁寧にご提案しています。素材の見た目だけでなく、将来の暮らしやお手入れのしやすさまで考えた家づくりを大切にしてきました。
スムースでは、モデルハウスのほか、完成見学会も開催しています。実際の住まいだからこそ、無垢材の肌触りや空気感、取り入れ方、おおよその費用感まで具体的にイメージできます。
「無垢材が自分たちに合うのか知りたい」という方は、ぜひ一度モデルハウスや完成見学会で、自然素材ならではの心地よさを体感してみてください。

無垢材を使った家に住んで後悔した人の声や、無垢材ならではのメリットについて解説してきました。ただ、実際に取り入れるかを検討するうえで、まだ気になることが残っている方もいるでしょう。ここでは、無垢材に関する4つのよくある質問に答えていきます。
無垢材は10年ほど経つと、色味やツヤに深みが出て、住み始めた頃とは違う表情になります。スギやパインは飴色に近づき、チェリーは赤みが増すなど、樹種によって変化の出方は異なります。もちろん、日当たりの良い場所だけ色が濃くなったり、椅子や家具による傷が増えたりすることもあります。ただし、表面のシートが剥がれる一般的な床材とは違い、無垢材は木そのものが床材です。傷や色の変化を味わいとして受け止められる人にとっては、10年後からさらに魅力が増していく素材といえます。
無垢材そのものがゴキブリを呼び寄せるわけではありません。ゴキブリが出やすくなる主な原因は、食べこぼしやホコリ、湿気、外部からの侵入経路などです。ただし、無垢材は季節によって伸び縮みするため、床のすき間に細かなゴミが溜まると、虫が好む環境につながることがあります。特にキッチン周辺や家具の下は、掃除が行き届きにくい場所です。無垢材だから虫が増えるというより、湿気や汚れを放置しない暮らし方ができるかどうかが重要になります。
無垢材は、傷やシミを避けたい人にとっては扱いにくく感じることがあります。しかし、すべての人に「やめたほうがいい」といえる素材ではありません。素足で歩いたときの心地よさ、木の香り、経年変化の味わいは、一般的なフローリングでは得にくい魅力です。問題は、無垢材そのものではなく、暮らし方に合わない樹種や塗装を選んでしまうことにあります。傷を味わいとして楽しめるか、手入れの手間を受け入れられるかを基準に判断すると、自分に合うかどうかが見えてきます。
無垢材の価格は、樹種やグレード、塗装方法によって大きく変わります。目安として、パインやスギは比較的採用しやすく、オークやナラ、ウォールナットなどの広葉樹は高くなりやすい傾向です。床材だけで見ると、無垢フローリングは1㎡あたり5,000円台から2万円台まで幅があり、施工費や下地処理を含めると総額はさらに変わります。
無垢材は、傷やシミ、経年変化など、一般的なフローリングとは異なる特徴があります。そのため、人によっては「後悔した」と感じることがある一方、特性を理解したうえで取り入れれば、年月を重ねるほど愛着が深まる素材でもあります。大切なのは、デメリットだけで判断するのではなく、ご自身やご家族の暮らし方に合っているかを見極めることです。
樹種や塗装方法、施工会社選びまで含めてしっかり検討し、実際にモデルハウスや見学会で無垢材の心地よさを体感しながら、後悔のない家づくりを進めていきましょう。
自然素材を活かした家づくりを大切にしている株式会社スムースでは、無垢材や漆喰など、それぞれの素材が持つ心地よさを最大限に引き出せる住まいをご提案しています。見た目の美しさだけでなく、光の入り方や風の流れ、暮らしやすい動線まで丁寧に設計し、年月を重ねるほど愛着が深まる家づくりを目指しています。
家づくりをご検討中の方に向けて、モデルハウスや完成見学会をはじめ、さまざまなイベントも開催しています。写真では伝わらない無垢材の肌触りや木の香り、自然素材ならではの空気感をぜひ実際にご体感ください。住まいづくりに関する疑問やご相談も承っていますので、まずはお気軽にご参加いただければ幸いです。
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