NEW|住み継ぐ暮らし
滋賀県草津市   
注文住宅、新築
- 2階建て
- 30坪〜35坪未満
- 和室・畳スペース
- 書斎・テレワークスペース
- 外部収納
- 焼杉外壁
- 2階フリースペース
- 土間収納
- 造作キッチン
- OMソーラー
- シラス外壁

物件概要
- 所在地
- 滋賀県草津市
- 敷地面積
- 151.10㎡(45.7坪)
- 延床面積
- 103.12㎡(31.2坪)
- 耐震等級
- 許容応力度計算 耐震等級3


檜の玄関引戸を開けると、森を訪れたような優しい木の香りに包まれる玄関ホール。杉フローリングや天井にしつらえた桧の羽目板など木を沢山使った空間がお出迎え。随所に取り入れた自然素材と相まって香りや見た目にも心を解きほぐしてくれます。


気持ちのよい光や風が通り抜けるリビング。大きな木製窓を通じてウチとソトをゆるやかに繋ぎます。庭木の木漏れ日が床や障子に映ったり、庭の草木から季節を感じたり、心地よい暮らしが広がります。



庭はLDKとひとつづきのもうひとつの空間を目指し、緑陰を配した「雑木の部屋」に。どこまでも抜ける青天井。そして開放感。LDKのフルオープン窓に向かって設置した造作ソファーに腰かけると、目線の先には季節のうつろいを感じることできます。


アプローチから望む軒下は奥行があり懐の深い空間。雨の日には鎖樋から水鉢に流れ落ちる雨水がとても心地よい音色を立ててくれます。



雰囲気のある大谷石張りの玄関ポーチ。玄関扉は桧の木製気密断熱引き戸を採用しました。外部収納も備えて外まわりの荷物をしっかりと収納できます。




印象的な外壁は岡山県の瀬戸内海沿岸の本焼き板。世代を超えて現在も伝統的な技法で製造されている焼杉です。一般的なものよりも圧倒的に炭が分厚いため耐久性が高いのも特徴です。


空間のつながりを遮らないスケルトン階段。手摺には、すべすべとしていてとても気持ちのよい杉の耳付きの一枚板を採用しました。階段の吹抜け上部から差しこむ光は、一日の時間帯によってさまざまな陰影をつくります。


空間に合わせた寸法や素材でつくる造作家具や建具はすべて手仕事によって生まれます。暮らしに寄り添い、手入れをしながら使い続けるうちに経年変化し、より味わい深い表情をみせてくれます。



キッチン、ダイニング、リビング、畳スペース、水回りをLDKの中心にある柱によって柔らかく4つの空間に区切り、そこに家族の居場所が生まれるシンプルな構成に。また、帰宅後は荷物を置いて手を洗い着替えを済ませキッチンへと自然な流れをつくり、水まわりは一直線につなげ忙しい毎日がスムーズになるよう計画しています。
勾配天井にはびわ湖のヨシを用いました。古くから近江の暮らしに取り入れられてきたヨシを使うことは、伝統を守り、びわ湖の水質保全につながります。



造作の洗面台は水に濡れやすい天板を国産の山桜にすることで、見た目のアクセントと耐久性を両立。タイルは割り付けを考慮して洗面台の寸法を調整し、半端なタイルが入らないようにスッキリとみせています。

浴室はハーフユニットバスでユニットバスと造作を組み合わせたお風呂となっています。造作部分は桧の板が張られており、浴室いっぱいに広がる桧の香りに癒されながら贅沢なバスタイムを楽しめます。桧の板は柾目という反りに強い部分の板を使い浴室の環境に対応しています。


2階の天井は梁の表しとなっていて地産の杉(びわこ産材)を使用しています。木の香りが部屋いっぱいに広がり心が安らぎます。2階の子ども室は、初めは間仕切りを設けずにセカンドリビングとして使い、将来子どもの成長に合わせて壁を増設し個室にすることが可能です。家族のかたちに合わせフレキシブルに対応する住まいです。


温熱環境は、空調・換気・給湯を1台でまかないオールシーズン心地よく過ごすことのできるOMXを採用。屋根パネルで集熱した太陽熱を利用して、冬は暖かく、夏はヒートポンプを利用して冷房し、室内のどこにいても同じ温度で快適に過ごすことができます。





