過ごしかたを限定しない畳スペース

- 家づくりのこと

向日市では大工工事が進んでいます。断熱・気密処理がおわり、造作家具や壁のボード貼りを進めています。昔は間口の長さで税金が決まっていた歴史から、京都によく見られる細長い敷地。お隣との距離が近い立地の中で採光やプライバシーの対応に利点のある2階リビングのプランです。LDKは、天井や床の高さに変化がついていて、シンプルな平面図の印象からは想像以上の広がりと立体感のある空間になってきました。

上部から光の差し込む高天井の食卓と、程よく天井の下がった、くつろげるリビング・畳スペース。バルコニーにはデッキを敷いて外リビング。

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スムースの家にもよく登場する畳スペース

改めて、用途の限定されない、中立的でとにかく便利な空間だと感じます。お昼寝する、勉強やパソコン作業をする、洗濯物をたたむ、おもちゃで遊ぶ・・・ 小上がりにすることで、ソファの代わりに腰掛けたり、下を引き出しにして日用品や着替えを収納したり。

「子供もまだ小さいし、しばらく上で寝ようかな」「ソファはひとまず要らないかな」現場ではそんなお話をしていました。

朝のバタバタ時間もごはんを用意しながら子供達の様子が見える。
「ここだけはちらかしてよし。このカウンターだけは落書きしてよし。」

お昼寝してくれている間に、お気に入りの食器棚の横でミシンをしたりほっとする自分時間。

つくりつけの食卓とつながるカウンター。

子供が成長しても、その時々の家族のかたちに合わせた使い方ができる。
「過ごし方を限定しない」空間が自分達らしい暮らし方をつくります。

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