現場の話 (仕様編)
- 家づくりのこと
こんにちは。
現場管理で日々大工さんと家づくりの事で「あーでもない、こーでもない」と打ち合わせをしてる山本です。
今回は、ここ1年でスムースの標準仕様を見直し、今までよりバージョンUPされてる部分を主にブログで記事にしたいと思います。
上の写真は、滋賀県草津市で現在建築中のお家です。
2階リビングで天井高をとるために勾配天井にして、仕上げ材としてラワン合板の柿渋塗装を貼ってます。
柿渋塗装とは、渋柿から抽出してできた100%自然由来の環境に優しい安全な塗料です。
木の呼吸を妨げず、耐久性・防水性・防腐性を高める等さまざまな効果を持っていて、日本では古くから使われています。国宝や重要文化財にも使用されています。
窓には、木製サッシのプロファイルウィンドーを採用しています。
アルミサッシには無い、木の温もりを感じられつつサッシ本来の性能である断熱性、気密性を兼ね備えたスペシャルなサッシを標準ではないですが多くの家で採用いただいてます。
窓が大開口になるのもいい所です。
この大開口のサッシや、勾配天井を可能にしてるのは自社で構造計算をして、安全な構造体を軸に長年愛せる空間づくりを設計しているプロの技がたくさんあります。