家に対する考え方
今日は、近頃スムースも沢山ご相談を頂いているリフォーム・リノベーションについて、また、新築の考え方についてお話しします。
今日のお話は日本ではなく、遠く離れたイギリスの人々の家に対する考え方を共有したいと思います。
イギリスの人々と、日本人の家に対する考え方は180度違います。
日本はスクラップ&ビルドで経済を成長させてきた為、どこか物を大切にするという精神に欠けています。一方、イギリスの人々は、長く沢山の人々が受け継ぎ残していくことで、価値が上がるという考え方をします。
家に目を向けると、イギリスの人々は家は「永遠に続くもの」と考えます。気候や地震の有無など大きく影響する要因の違いがあることは事実ですが、根本的な国民性が違います。
劣化すればメンテナンスをして使い続けるのです。
言い方を変えれば、日本の家には耐用年数という表現がありますが、イギリスではそれが無いのです。
スムースでは永く住み継ぐことのできる家づくりを大切にしています。良いものを、手を入れながら長く使い続けるという考え方は、住み方は違えど通ずるところがあります。
リノベーションは、先人の考えをうまく利用しつつ表情を変えていくことが出来ます。しかしながら、日本の家はもともとつぶすことを前提に考えられている為、安全を担保することが難しいということが、課題です。
スムースでは、現場監督の山本が安全性の確認などを行ってリノベーションに取り組んでいますが、そもそも日本という国が、先を見た経済成長が出来なかったことが今の住宅事情に影響を及ぼしています。
これから先、自分たちの子供やまた先の日本人の為に、今から考え方を変えれば、未来は少しでも明るくなるのではないかと思う近頃です。
環境、住まい、資源と沢山の課題はありますが、一人一人が少しずつ考えられるといいですね。
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