はじめてのお灸の会

母・女性を主役としたワークショップの「暮らしを楽しむ会」。
毎日の暮らしの中で、いつも家族のことを一番に想い一生懸命な皆様にとっての、たまに持つ自分優先の時間を楽しんでもらいたい。そんな願いを込めながら毎月平日に1回スムースのショールームにて開催しています。前回の2月9日は、京都新町 お灸堂さん お灸の会を開催しました。

お灸とは、なんだか祖父母世代の物のイメージもおありかと思いますが、最近では、お灸堂 鋤柄さんのような先生も居られるので、なんだか親近感です。

そして、なぜ〈お灸〉の会を開催したのかを簡単にご説明致します。

お灸は、日本人には相性抜群の自然療法で、小さな刺激で体をじっくり温め、いたわる事ができます。そして、〈家族間で行える、幸せ交換時間〉になる事を、知っていただきたかったからです。気軽に自宅で行えますし、まず、お灸を〔してあげる、してもらう。〕など家族でのコミュニケーションになり、一番安心できる場所〈家〉で行える、穏かな癒しの1つであります。

体を温めて、〔血・気・水〕の流れを良くしてこの三つの流れを整えるのが、お灸です。

お母さんたちは、お子様がいるとマッサージやエステ・・・ なかなか単独では、お出かけ出来ないし・・・
疲れが溜まりがちです、、、と・・・よくお聞きします、、、

そんなお母さんにも、日々少しの時間で癒しの時間を作ってあげられないかな!!とお灸に向き合う時間を作るコトを提案したいと思い、開催致しました。この様な少しの癒し時間が積み重なる事で、本当の意味での〈何でもないでも大切な日〉が、家族みんなで作って行けるんじゃないかなと、スムースは考えています。

まず、お灸に初めて触れる方々ばかりでしたので、皆さんとお灸の原材料のお話から始まりました。なんと皆さんも聞いた事があるであろう有名な、〔千年灸〕も滋賀県長浜市が本社で、上質なよもぎの産地が滋賀県伊吹山ということで、滋賀県はお灸との縁が深い事がわかりました。

そして、大事なポイントとして「何のためにお灸を行うのか?」。それぞれの皆様の置かれる環境、年齢や性別にもよって目的も異なってきます。今回のワークショップでは、遊びを交えて自分の健康とは?をゲームで行い、目的を明確にしていきました。目的が明確になったら即実践です!!

まずは、おうちでつくれるお灸として、伊吹山のヨモギで手作りのお灸をみんなで作りました。すり鉢に乾燥したヨモギを入れて磨り潰す、擦れたらザルでこす、これを何度か繰り返すとヨモギの葉の裏の綿の様な物だけが残り、これが、もぐさ(お灸)になります。お灸が出来たら、鋤柄先生、秘伝のある道具を使っての、簡単なツボの探し方を教えて頂き、早速実践にトライしました!みんなで肩を揉み合ってツボ探しも行いました。

そして、自分で作ったお灸や、アロマの香りのする台座灸、煙の出ないお灸、などなど、沢山のお灸をフィッティングをさせて頂きました。

短い時間でしたが、自分に合ったお灸に出会う良い機会となりました。

今回のお灸ワークショップでは、自分の手や腕、足のツボなどにお灸を行いましたが、ご夫婦で行うと、一人では行えない背中や首、下半身など沢山の箇所にお灸をすえ合う事が出来ます。夜寝る前の隙間時間で、自分では届かない場所を補い合いながら、少しの静寂な時間が夫婦の時間を深めてくれる事と思います。

もぐさ独特の香りに包まれて眠りにつくのも贅沢ですね・・・

健康は一日にしてならず。
体を大切にして、毎日を笑顔で暮らして行けるように、お灸を継続して楽しんでいきましょう。

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次回の「暮らしを楽しむ会」は、~どんぐり帽子~オリジナルパーツ作りの会 です。
スムースマルシェでおなじみのどんぐり帽子のpompon67さんによるワークショップ。
麦わら素材のどんぐり帽子にとってもよく似合う、個性的で可愛いオリジナルパーツを作ります。
3月27日(月)10:00~12:00

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その他のイベント情報

オープンハウス「1日展 大江の家3」 開催いたします。
2月25日(土)・26日(日) 10:00~17:00

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