モデルハウスこだわり仕様10選。
今回は現在建築中の<モデルハウスのこだわり仕様10選>をご紹介します。
現在はセルロースファイバーの施工も終わり、大工工事真っただ中の現場状況。来年4月の完成が待ち遠しい所です。
1. 焼杉外壁
焼杉とは杉板を焼いて表面を炭化させた板のこと。メンテナンス性が良い(外壁メンテナンスなどのランニングコストを抑えられる)と近年注目されている素材です。
耐久性のポイントとなるのが炭化層の厚み。表面をバーナーで焼くのではなく、三角焼きという技法を使い炭化層を厚くしていきます。
そして、この炭化層が約30年ほぼメンテナンスフリーを実現すると言われています。ここまで優秀な素材でありながらもイニシャルコストはそこまで高くないのも嬉しいポイント。
デメリットとして考えられるのは、あくまでも炭なので触れると黒く汚れるというところ。洗濯物や布団干しなども要注意ですね。あとは施工してくれる大工さんの手や道具が真っ黒になります。笑
2. スーパー白洲そとん壁
そとん壁とは、白州大地の「シラス」から出来ている外壁材。「シラス」とはマグマ噴火と同時に冷やされて火砕流となり堆積したもので、シラス粒子の中にはマグマ成分そのものが閉じ込められています。
そとん壁の大きな特徴は高い耐久性。無機質の天然セラミック素材の為、紫外線や風雨による退色、劣化がおきにくく、汚れもつきにくいです。また防水性も高く、劣化もしにくいので維持管理の費用と手間を大きく軽減してくれます。100%自然素材ならではのディティールや佇まいも他に類を見ない外壁材となります。
3. 国産檜玄関引戸
日本家屋でもお馴染みの引戸。国産檜を採用し、内部は断熱を強化して熱貫流率は(U値)=1.92W/㎡K。寒冷地でも設置が可能とされています。
「もっともっと魅力的に美しく」をテーマに建築家 伊礼智氏と開発されたこの引戸には、鎧戸と網戸とが戸袋にセットされていてデザインも優れています。
4. 大開口木製サッシ プロファイルウィンドー
プロファイルウインドーは、現代の住宅に求められる高い気密性、断熱性を持ちながら、住宅デザインの広がりに対応する木製サッシです。
大開口の木製サッシを使い、外と内を繋げることで日常に豊かさを与えてくれます。モデルハウスでも庭との繋がりを大切にしてプランニング、窓を配置しています。
5. 大谷石(玄関・ポーチ)
大谷石は約2300万年前に自然現象により生み出されたもの。世界でも栃木県宇都宮市大谷地区でしか産出されない石です。温かみのある優しい自然の風合いでお出迎えしてくれます。
6. 造作キッチン
スムースオリジナルの造作キッチン。天板はステンレス、本体は山桜の木を採用しています。
夫婦揃って料理をしたり、子供たちも手伝ったりと料理の時間を楽しめるオープンタイプに。キッチンの後ろも全て造作家具収納としていて扉にも無垢材を使用するこだわりです。
7. ヨシベニヤ張り(リビング天井)
びわこ産材のヨシを使ったベニヤ材を天井に施工しています。主に和室に使われることのあるヨシベニヤですが、今回はリビングの勾配天井に採用しました。どこか懐かしく暖かな空間に仕上がります。
8. 国産杉圧密フロアー 無節105
杉床板を圧密加工することによって年輪の硬さの違いにより、杉独特の木目である夏目と冬目が凹凸を作り出します。
今までの杉床板の木目を目で楽しむことから、浮造り仕上げの様に、その木目を足裏で感じ取ることができます。足裏に自然な木目の感触をお楽しみください。
9. 国産檜板張りのハーフユニットバス
ハーフユニットバスとは床から浴室壁の下半分がユニットバスで、上半分の壁と天井は自由にデザイン出来る双方の良い部分を組み合わせた優れもの。コンセプトハウスでは国産檜を壁と天井に施工しています。檜の香りを感じながら森林浴をした時と同じようにリラックスしたお風呂時間を楽しみます。
10. OMX
OMXホームページ
https://omsolar.jp/omx/
スムースでもお馴染みになったOMXを採用。「365日、暑さ寒さのストレスから解放」をテーマに暖房・冷房・給湯・熱交換換気を1台でまかなう全館空調システム。
外気温0℃でも朝起きた時寒さのストレスを感じる事はありませんし、暑くて寝苦しいストレスもありません。家族みんなが快適に過ごせる温熱環境がここにあります。
晴天時には屋根で集めた太陽の熱を室内に取り込んで暖房するので、天然の床暖房といわれています。夏はヒートポンプを利用して冷房しながら、室外機から発生する熱を利用して給湯するので、ヒートアイランド現象を抑える環境に優しい設備となっています。
更に太陽光もOMXと連動しており、パネル6kw搭載でエネルギー0を実現しています。
わたしたちスムースは、【 スムース + サスティナブル 】というテーマで、このコンセプトハウスを進めています。
琵琶湖という豊かな自然に恵まれた滋賀県で家づくりをしている企業だからこそ「持続可能であること」に前向きでありたいと考えます。
今の私たち日本の暮らしでは、「地球3個分」の自然資源の消費が日々行われています。まずは、「地球1個分」の暮らしをめざし、そして、「作る責任・使う責任」を住まいを通じて、暮らしの豊かさが何世代も続く世界を目指します。
人と地球にやさしい家づくりを、今出来ることから一歩ずつ、スムースは取り組んでいきます。