アルコーブのおはなし2
- 家づくりのこと
先日ご紹介したブログの続きをご紹介させて頂きます。
このお住まいのお施主様は、花を活けたり、手芸をされたり日常の中の何気ない一コマの中でも生活を豊かにされています。
そんなお施主様から家に訪れた方の目を喜ばせるような場所をつくりたいと要望を受けました。お施主様の想いに応えられるように、左官屋さんとどのような意匠ができるかすぐに相談することにしました。
左官屋さんの粋な提案で奥まった部分の仕上はよく見るとツバメの巣の様なテクスチャーに。
ツバメは幸福の象徴で、人が集まるところにしかツバメは巣を作らないという点など縁起物であることも住まいに物語性を付加します。
お客様に説明したところ、ふたつ返事で是非やってみたいですということに。
↑ 奥まった部分の粗い表現とは対比的に、表面の部分はカルチェラサータ仕上となっています。
カルチェラサータとはイタリア語で「石灰のひげそり跡」という意味だそうで確かにその説明を聞くとお父さんのひげそり跡のようにも見えてきます(笑)柔らかな光沢をもった壁面を形成しています。
職人さんの技が光るこの家の玄関の表情はこのようにして完成しました。
アルコーブのおはなし1
https://sumus.jp/blog/7614
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