“地球一個分の暮らし” を叶えるSDGsに基づいた住まい「住み継ぐ暮らし」

- 社長ブログ

皆様、こんにちは。スムースの代表の市川です。いつもスムースを応援してくださり心より感謝申し上げます。この度、モデルハウスが無事に完成しました。ここではこの家にかける想いを少しでもお伝えできればと思っております。

2020年2月に始まった新型コロナウイルスの猛威はあっという間に全世界に拡がり、多くの方に影響を与えました。生活や仕事への過ごし方や価値観が変わり、この先コロナ収束した後もこの変化に対する考え方や取り組みが継続されることと思います。
今回モデルハウスを建てることになった経緯はやはり、コロナで変化した暮らしが大きな影響を与えています。暮らし方の定義が180度変わったと言っても過言ではない程となりました。

今まで私達の使命である「何でもない、でも大切な日。」を掲げて、家族の日々の暮らしが優しくなるきっかけを創っていく暮らし方を提案してきました。奇しくも世の中の状況は、更に心豊かに暮らすことの大切さが求められる時代になってきたのだと感じています。「心豊か」とは、人に優しく、家族に優しく、地球に優しく過ごすことだと考えます。モデルハウスのテーマとなっている「住み継ぐ暮らし」は自然を取り込み、四季を感じられること、手入れしながら使い続ける大切さ、永く住み継ぐことが出来る価値を意味しています。

これまで住宅会社や工務店は家という‶箱〟を建て、住む人が箱の中で暮らしを合わせていくという家づくりがされてきました。住宅会社や工務店はコスト削減や経済優先、過剰品質といったことを重要視し家を建て、暮らしにはそれほど焦点をあててきませんでした。そうしたことで、エネルギー消費過多が起こり、環境破壊に繋がることが明瞭化してきたのです。

本当の上質な暮らしとは、心や健康を守り、手を加えながら育てていく、地球にも優しく、そして守りながら永く残していくということなのではないでしょうか。本当の家とは、人の豊かさを成長させる土台なのです。

今回のモデルハウスは「守る」ということが本質になっており、行動のひとつとして、私達の環境行動指針である「地球1個分の暮らしを目指す」がこのモデルハウスのコンセプトとなっています。

現在、私たち人間は地球1.7個分の自然資源を消費していると言われています。この事実を深く受け止めなければなりません。私自身がこの事実を知り地球1個分の暮らしを目指す考え方を持つようになる大きな影響を与えたのが、3年前にデンマーク、スウェーデンへの北欧視察です。

国民の幸福度が高いことで知られる北欧の国々は、50年前から国家レベルで地球環境に優しい暮らしを取り組んできました。家庭から出るゴミの99%がリサイクルされているなどサスティナブル(持続可能)な暮らしが浸透しています。国民の幸福度が高いという事は心豊かである事。そこにヒントがあるように感じました。衝撃と感銘を受け、その時に知ったSDGsの作る責任、使う責任という観点から経営の舵を大きく変えました。スムースの家はこの頃からひとつひとつ変化してきています。

 

SDGsへの取り組みにあたり、「スムースSDGs 宣言」として次の5つの方針をスムースが歩んでいく道として掲げています。

1.自然環境の保全(共生)
2.健康と安全
3.エネルギーの活用
4.地域活性化に向けた連携協業
5.人材育成、情報共有(プラットホーム)

今回のモデルハウスは、一つ目に掲げた「自然環境の保全」の中にある環境共生住宅の取り組みとして、体感して頂く為に生まれました。環境共生住宅とは、地球環境を保全する観点から、エネルギー・資源・廃棄物などの面で十分な配慮がなされた住宅のことをいいます。

また周辺の自然環境と親密に美しく調和し、住み手が主体的に関わりながら、健康で快適に生活できるよう工夫された、環境と共生するライフスタイルを実践できる地球環境のことを意味します。

スムースの家づくりでは、光の道、風の道、空気の道、目線の道、心地よい暮らしにとって大切な道を「暮らしの道」と呼んでいます。陽だまりのある窓辺に家族あつまる、爽やかな風が家の中を通り抜ける、自然とエネルギーとの調和がずっと保たれる・・・ こういった「暮らしの道」が整った家は心豊かに暮らせると私たちは考えます。

スムースの本気の家づくりを一人でも多くの人の心にまで届けたいという想いでこのモデルハウスを建築しました。これからの時代、家族が心豊かに安心して暮らせる新しい生活様式の家を体感しにぜひお越しください。

 

モデルハウス「住み継ぐ暮らし」
2021年4月17日(土)オープン!
見学予約も同時開始いたします。
↓↓ ご予約はこちらから
https://sumus.jp/modelhouse

市川 正和
代表取締役

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