設計塾課題より「図書コーナーのある1階リビングのある家」
岸本です。
私はこれまで現場管理を主に、近頃は営業もかねて業務に取り組んでいます。そんな私は実は設計志望だったりもします。
そこで、今回は、吉森・松島に続き、6月頃参加していた設計塾の課題で私が設計したプランをご紹介します。
こちらの課題は「図書コーナーのある1階リビングのある家」というテーマの課題です。
設計条件として、50代の夫婦と大学生のお子さん2人(兄・妹)が暮らす家であり、家族全員が本好きであるため、その日の気分で好きなところで本を読める空間を設計することが定められていました。
そこで、本を読むときにどの様な空間であれば心地よいかを考えました。
結果ポイントとしては3つ。
①本を読むとき、あまりに通行人や外部の人が目につく様では、本の世界に集中できないだろうということ。
②通行人等外部の人の視線を排除しようとして閉鎖的すぎる空間を作れば、本を読むときに心地よくはないだろうということ。
③原則本を読む場所なので、ある程度自然光は確保したいということ。
以上の想定の回答として、鍵型に配置した平屋部分の建築物と、敷地の中央に道路よりも少し高い中庭を設けることで、プライベート性は確保しつつ、中庭に対して明るく開放的な空間や、少し閉鎖的だけど中庭の緑が見える空間等、多様な性格の場所がある空間を目指して設計しました。
こちらのご家族の本を読むという行為が深く生活と結びついている暮らし方に対して、中庭を中心に季節や時間のうつろいに合わせて、心地よい居場所を捜し、うつろい歩くような暮らし方が展開されることを願い設計しています。
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