モデルハウス着工
- 社長ブログ
6月にいよいよ、モデルハウスが着工致します。スムースにとっては2件目のモデルハウスを建てることになります。
初めてのモデルハウスは、コロナの真只中で見学会として建てられたお客様にお借りすることが頼めなくなったのが理由でした。
コロナがどんなものかわからない時に、お借りすることが出来なかった為です。
当時、決意したことを思い出します。なんて言っても初めてのモデルハウス。何から始めてよいか、そんな状況からでした。
一般的に工務店では、著名な建築家に設計を頼んだり、デザイナーを入れたりするものですが、私たちは全員で企画して、全員で役割を決めて、どうせやるならグッドデザイン賞を目指そうとなりました。
滋賀県の工務店や、注文住宅では珍しいカタチで、暮らしやふるさとに着目したことで、グッドデザイン賞を受賞出来ました。


結果、スムースにとって大きな転機となりました。昨年に手に渡るべき方に売却致しました。
そして、今回、ご縁があって、スムースの場所の真裏に土地を所得することが出来て、6月から着工致します。
100坪の土地なので、一般的には50坪にして2区画にすることが普通ですが、ここは思い切って1区画にして平屋にすることにしました。

前回からのモデルハウスの『住み継ぐ暮らし』をテーマを引き継ぎ、様々な視点や思考、環境から未来へアクセスしていく内容となっています。
今一度、今の日本や、この豊かな環境に何が大切かを伝える場所となればと考えています。
お客様自身も、家を建てるのに失敗されないように勉強され、準備し、真剣に取り組みをされます。世の中には沢山の情報が溢れており、悩まれている方がほとんどです。
今の家づくりは性能や快適性、数値やデザインといった見た目だけが優先されているように感じています。なぜ、家を建てるのか?どんな暮らしを望んでいるのか?家族それぞれの軸をもって、進めて頂けたらと感じています。そのきっかけとなればと感じています。
スムースの専属の大工が三人います。これがまた、誰にやってもらうか悩むところです。イメージは料理の鉄人のような、最高級な腕の大工がいるのです。今回は拓真大工にやってもらいます。

滋賀の作家さんの創ったものをふんだんに使い、地域に根付き生まれてきた文化の素材を取り入れ、身体の健康を考えた現代のもの、デザインはもちろん日本の古き良きもの、自然と心と未来を融合した素晴らしいふるさとを築くために、建築の鉄人たちが意を決して立ち上がります。
