新しい風

- 社長ブログ

先日、来年の新卒生の内定者が決まりました。

 

スムースは新卒採用者を毎年1名、募集しています。ですが、新卒向けの会社説明会など熱心に活動しているわけではなく、ご縁だったり、紹介などで採用者を決めています。

来春からの新しいメンバーは、女性です。インターンシップから来てもらい業務内容やお客様への対応など、どのように家が出来ていくのか、何を大切にして価値を提供しているのかを体験してもらってから、その中でスムースに来たい!と思ったら、面接をしようねと打診していました。

そして、面接を受けたいと最後に申し出があり、とてもうれしく感じました。それは、インターンシップを通して、人柄、とても前向きな姿勢で何より、しっかりと人の目を見て聴くという姿勢が素晴らしいと彼女から感じていたからです。

彼女から感じたのは、聞くではなく、聴く。ただ、吸収しようと聞いているのではなく、耳と目と心で向き合ってくれていました。まさに聴くです。心で感じられました。

この子が来てくれたら、嬉しいなぁと思っていた所での申し出でした。自分でホームぺージを調べて、自分の好きな建築や会社から感じるものからメールで問い合わせて来られました。よく勇気をもって問い合わせしてくれましたと思います。そういうアグレッシブな学生は大好きです。

在学中の大学では「木育」を通して、学んできたことがスムースにぴったりの人材と感じましたし、8大学からなる木匠塾という活動でもリーダーとして活躍されていたところにもとても感心しました。

彼女からも、また、現在スムースで頑張ってくれている若いスタッフからも感じることは、これからの風の時代に必要な人材だということです。

循環型社会と言われていくこれからの時代は、感性を大切にして価値観自体、「共有」が基準となっていくと言われています。

若い子たちを見ていると、僕たちが生きてきた物質的な価値が基準で所有が豊かにつながって固定する概念が安定になる地の時代とは、とてもズレを感じますし心地良い新鮮ささえも感じます。

風の時代

まさに風の時代です。心の豊かさ、喜び、信頼、助け合いが基準となる価値観です。

若い子から学ぶことが本当に沢山あります。存在価値を共有し、進化型組織にしていくことは必須で、彼ら、彼女らに自ら自身が築いていける土壌にしていくことが自分の役目かなと思っています。

スムースは10年近く務めた人材は独立していくという風土があります。寂しい思いもありますが、独り立ちできるスキルをここで得られたということは、良い環境だと感じています。違う道を選んだものも居ます。それもまた、人生だと思いますし、いくつになってもチャレンジし新しいことを生み出すことは楽しみでしかありません。

しかし、また新しい風たちが、風の時代に合わせて生み出すことは、また違う価値だったり、コミュニティだったり、繋がりもまた違ったカタチになっていくと感じています。

入社式

さて、スムースは来年で20年。

節目となる来年は、どんなことを提供していくのか。頭の中はこれやりたい!あれやりたい!と湧いてきます。新しい仲間たちと共に感じて、共にやっていこう!!

 

(ichikawa)

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