完成見学会「平屋の暮らし」をご紹介!
ずいぶんと温かくなってきて、もうすぐ桜の開花が待ち遠しい季節になってきましたね。
花粉症持ちの私には辛い季節ですが、春のうららかさにどこか心が弾む気持ちがします。
さて、3/26 (土)・27 (日) に彦根で「平屋の暮らし」新築完成見学会を行います。
最近「平屋」というキーワードをすごく耳にする機会が多いです。
どうしても「平屋」は、2階建て、3階建てに比較するとコストパフォーマンスに劣ります。
確保できる居住面積に対して、屋根工事や基礎工事がどうしても多くなる為です。また、そもそも敷地が広くないと計画が現実的にできないという側面もあります。
しかし、それらの条件をクリア出来れば「平屋」はとても魅力が豊富に詰まった暮らし方だと思います。
1. 伸びやかな平面プラン
水平方向に部屋が繋がっていくため、広く感じることができます。
それぞれの部屋が外部と繋がっているので、豊かな住環境を作りやすいとも言えます。今回ご紹介する「平屋の暮らし」もデッキや家庭菜園等ウチとソトの繋がりを持っています。
2.将来も安心して住まえる
単純に上下階の移動が無いため、将来的に世代が移り変わっていっても長く家族が安心して居住することが可能です。
3.屋根を見せるデザイン
日本の建築美は屋根によって多くを構成されます。美しく屋根を架けることが出来れば、優れた建築デザインになります。
日本人の心象風景の奥底には、絶対的に大きな屋根があるのでは無いかと思います。例えば茅葺き屋根の民家建築を見ると、人は安堵したり、どこかふるさとを思わせるという部分があるのではないでしょうか?
高温多湿で雨量も多く、冬には積雪もあるこの過酷な気候風土にあって、私たちの祖先が導き出した合理的なカタチです。
また室内においても屋根の裏側を活かすことで豊かな内部環境を作り出すことも可能です。
「平屋の暮らし」も当初はリビングからロフトへの繋がりも検討しました。
最終案では小屋裏はすべて物置にされる点や空調面を考えて過度に小屋裏空間はつくらず、居間の上部だけ天井を高く取り、その空間を小屋組みを支える2本の梁が横断するというデザインにしました。
またリズム良く並べた高窓も相まって躍動感のある空間となりました
お施主様は居間で生活を完結させたいと要望を当初から仰られていました。そんな思いとも平屋暮らしはマッチしていると思います。
大きな屋根の一番高い棟の真下に生活の中心【居間・食卓・台所】を集めてその脇に各居室や水回りが連なっていくという計画になっています。
是非とも見学会にお越し頂きまして、自身が生活者の視点で「平屋の暮らし」をシミュレーションしてみてください。
色々な発見があるかもしれません。
↓「平屋の暮らし」詳細はこちらから
https://sumus.jp/event/4014
新築完成見学会「平屋の暮らし」
開催日 3月26日(土)・27日(日)
時 間 10:00~17:00
場 所 滋賀県彦根市
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