僕は居場所をつくっている

- 社長ブログ

今月、素晴らしい家が完成し、無事引き渡しが完了しました。

居心地の良い場所

引渡しの時はここの家族がどんな暮らしをしていくのだろう。居心地の良い場所はどこなのだろう。心穏やかに感じる風景やどの角度がお気に入りのだろうとそんなことを思いながら、1年かけた家をお渡しします。

だけど、家をお渡ししますと言ったけれど、僕は普段から「私たちは家を作っていません」とお伝えしています。家を作っているって自分の中でとても違和感があって、どこか、住む箱を作っている感じがとても嫌なのです。

前回のブログでもお伝えしましたが、スムースは家族ひとり一人の居場所をつくっているのです。そう!! 僕は居場所をつくっているのです。

そこに家族と過ごす時間という物語がたされて「ふるさと」になっていくのだと思っています。

居心地の良い場所

思い返せば、僕の心地よい居場所はどこだったのか。

それは子供のころに、古い長屋の家に住んでいるときのある場所と風景が浮かんできます。2階が畳の部屋10畳を弟と分けて部屋にしていたのですが、僕の部屋側から外の下屋に出ることが出来たのです。

そこに、お布団を敷いて干したりしていたのですが、その屋根の上で干している布団に寝転がり、裏の風景を見る時がとても幸せな時でした。まさしく、僕の居場所であり、ふるさとを感じるところだったのです。

居心地の良い場所

長岡京の西山が見えて、田んぼが広がっている。そのふもとには祖父と祖母と叔母が眠っている光明寺があります。そういえば、あの有名な小倉山荘の本店も近くにあります。

僕はこの居場所から感じる心豊かな感覚を、皆様に作っていきたいと思っているのだと感じています。

それが僕の言う、ふるさとを作っていくに繋がっているように思っています。

居心地の良い場所
居心地の良い場所

今月もまた、ふるさとの土台が完成し、ここから築かれていくのだとしみじみと感じながら、嬉しそうなご家族を見ながら、とても幸せ気分でした。

あなたの暮らしの中での居場所はどこですか?

 

(ichikawa)

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