子どもの記憶に残る家

- 家づくりのこと

まだ雪の日もありますが暦の上では春。
立春が過ぎて、わずかに春らしい気配を感じる日も多くなってきました。

 

新年度ももうすぐですね。

卒業や入学、進級、新入社など、人生の節目となるシーズンを目前に新生活へ向けての準備をされている方も多いのではないでしょうか。

小学校入学を控えておられるご家庭では、ぴかぴかのランドセルやデスクが出番を待ち、卒園入学への希望とともにどことなくソワソワとする時期ですね。

 

春は生活スタイルが変化する季節。特に子どもは成長とともに家での暮らし方も変わっていくタイミングだと思います。

我が家には小学2年生の娘がいるのですが、最近自分の部屋がほしいと言い始めました。じゃあ、3年生になったらデスクを移動して部屋を作ろう!と決まったので、近いうちに模様替えをしないとなぁと考えています。

 

あっという間に大きくなっていく子ども達。

スムースの家づくりでは、子ども達が育っていく大切な場所として、成長を見守り家族に寄り添った暮らしのかたちを創っています。

そこで今回は「子ども」に焦点を当てて建築事例から一部ご紹介したいと思います。新生活へ向けた暮らしの参考にもしていただけると幸いです。

こちらは小下がりの畳スペース。奥は収納ですが、子ども達の隠れ家になりそうですね。棚はおもちゃや本が納まります。キッチンから子ども達の様子が見守れるとお母さんも安心です。(↓)

木の温もりたっぷりの2階フリースペース。(↓)子ども達が小さいうちは広く自由に使い、成長に合わせて個室にできるよう下地を設けていて壁を作ることができます。

下の写真は素肌に気持ちいい無垢の木のカウンター。窓からの緑もたっぷり入り居心地の良い場所に。

こちらは家族の図書スペース。読書やPC作業できるカウンターや、電子ピアノコーナー、はしごの上はロフトの秘密基地。

2階ホールにも本棚を。つい手に取って腰かけて読書。微笑ましい後ろ姿。

LDKの横に設けたカウンタースペース。少しくぼんでいて緩やかに空間を区切りつつも家族がつながれる距離感がうれしいですね。

こちらは階段本棚。この頃届かなかった所にも、きっともう手が届くようになっているかな。

吹き抜け部分に張ったネット。実際なかなか高さがあるのですが子どもはへっちゃらですね。

真ん中のカウンターは一緒にお菓子を作ったり、思い出が積み重なる場所に。

吹き抜けから広がる光のもと、思い思いの過ごし方。手前はダイニングテーブル、奥は造作カウンター。

「子ども部屋はどうするか」「どこで宿題するか」スムースではお客様との家づくりの打合せ時にそんな会話もよく聞こえてきます。

 

下の写真の畳コーナー、横の小窓はキッチンにつながっているので小さな子どもを寝かせていてもキッチンから様子を伺えます。

キッチンからはこんな風になっています。

LDKの造作ベンチでクッションにもたれて絵本タイム。栗の無垢フローリングと珪藻土の壁、自然素材に包まれたやさしい空間。

創造力が広がっていくLDK横のプレイルーム。おもちゃは奥に収納できます。

絵本の好きなお母さんが集められた絵本を壁一面に。ライブラリーを通じて子どもに想いが伝わっていく。

かわいい姉妹のおられるお住まい。階段下は心ときめく特別な場所。壁面は黒板に。

いかがでしたか?

子ども達がいつか大きくなった時、家で過ごした記憶が温かく心に残るものであってほしい。

そう願う親心と同じく、私達スムースの家づくりには子ども達への願いが込められています。

 

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中村 朋子

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