耐震診断
- 家づくりのこと
リフォーム・リノベ担当 山本です。
つい最近のお話ですが、耐震診断士として既存住宅調査で耐震診断を行いました。
耐震診断の基本情報として何年に建てられたかということで、ある程度の性能を知る事が出来ます。
■~1981年までに建てられた住宅
旧耐震基準
大地震で倒壊の危険性が高い
■1981年~2000年の間に建てられた住宅
新耐震基準
注意が必要
■2000年~以降に建てられた住宅
現行耐震基準
おおむね安心
の三つの分類されます。
2016年の熊本の震災では木造住宅の内、旧耐震診断は46%、新耐震は20%が倒壊・崩壊・大破などの大きな被害を受けました。現行耐震基準の住宅の60%が無被害でした。
以上の基本情報から2000年より前に建てられた住宅は何らかの耐震補強が必要になることが多いと考えられます。
実際に現場では柱の位置を1本1本、窓、建具の開口配置、耐力壁の形状、基礎の有無など細かいところまで把握することによって耐震診断の詳細結果がわかる事になります。
リフォーム・リノベをお考えの方で、家の内装や水回りの交換をして綺麗にしたいという要望はたくさんお聞きしますが、大地震から命を守る備えとして耐震診断を受けられる事をお勧めします。
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