ブログ | 株式会社スムース - Page 2

Sumus BLOGブログ・読みもの

四季と暮らす

こんにちは。 今日はスムースマルシェがお届けする「#七十二候のある暮らし」のことを。 * 日本には四季があり、慌ただしく過ごす中でいつのまにか季節が変わっていたと気づくこともしばしば。 時間がなくても自然とつながり、季節を食卓に載せ、感じて楽しんで…  四季の移り変わりを365日気軽に楽しんでほしいと配信をはじめました。   春夏秋冬を6つに分けた二十四節気、そこからさらに約5日ごとに分けた七十二候。 その時々の季節に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、季節を5日と短く区切ることで季節の移ろいを楽しむ、そんな「#七十二侯のある暮らし」をスムースマルシェのInstagram( @sumusmarche)でお届けしています。     春、新芽がキラキラと輝き、 穏やかな風に優しさを感じたり 夏の照るような陽射しが どこか懐かしい記憶を思い出してくれたり 秋は一瞬で過ぎ去るからこそ 色づく景色に美しさを感じたり 冬は寒いけれど…ちらつく雪に テンションが上がったり…     四季が巡るたび、私たちの暮らしも1日1日過ぎていきます。…

スムースマルシェ  | 2022.12.22

セルロースファイバー

こんにちは。スタッフの尾関です。 今日は理科系の小話をひとつ(笑)お付き合いください(*^^*) スムースでは新聞紙を再利用した『セルロースファイバー』という断熱材をご提案しています。 先日、メーカーのウェビナーに参加させて頂いて新たな発見があったのでその報告をさせて頂きます。 セルロースファイバーの特色として一番に挙がるメリットとして調湿性能が高いということがあります。 これはウェビナーの中で「熱容量」という理科の言葉をもじって「湿容量」とも話しをされていました。 断熱を考えるときに注意しないといけないことがあって、それは「壁体内結露」です。例えば冬場の室内の暖かい湿り空気が、壁の中を伝って外に抜けていく過程で露点温度に達して壁の中で結露を起こすという現象です。 結露水がカビや腐朽菌を呼び、繁殖してしまいます。特に腐朽菌は木材のセルロースという成分を溶かして構造体の強度を損なうという見過ごせない問題があります。 1970年代に「断熱」という考えが広まったときに「ナミダダケ事件」と呼ばれる大きな社会問題になりました。家の中にキノコが生えたり、床が抜け落ちるという事態が相次ぎました。 そ…

家づくりの現場  | 2022.12.20

年末年始休業のお知らせ

今年も残すところ後わずかとなりました。 さて、誠に勝手ながら弊社は 2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)の期間を年末年始休業とさせていただきます。 期間中はご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ※1月5日(木)午後より通常営業いたします。 ※資料請求・お問合せ・各イベントご予約等のお返事は、1月5日(木)より順次ご連絡させていただきます。

スムースの日常  | 2022.12.19

つくりたい居場所

こんにちは、奥です。 11月12月はスムースでは楽しい時間がたくさんありました。 私たちは家づくりをしている会社です。 でもその奥にある想いは、地域で人と人とがつながりあって暮らすことができるシーンをたくさんつくっていきたいということです。 スムースで建てた人とその周りの人の環境が豊かに楽しくあってほしいと願っています。   11月に開催の会 【スムースオーナーさんたちとの植栽剪定セミナー】 「お手入れをしたいけど仕方がわからない!」そんな声をいただいたので、同じ悩みを抱えているオーナーさん同士で集まって学ぶ機会をつくりました。 工務店とお客様がお引渡し後もずっとつながっていることは当たり前です。でもオーナーさん同士でつながりあえる場はなかなかないのではないでしょうか? 同じ悩みを共有しながら地域の中でオーナーさん同士の会話があることは私たちにとってもとてもうれしい時間でした。もちろん子どもたちも、つながりあって楽しい時間を過ごしてくれていましたよ。   12月に開催の会 【ヒンメリで彩るあたたかな暮らし】展示会 北欧フィンランドの伝統装飾であるヒンメリをモデルハウ…

スムースの日常  | 2022.12.15

リノベーションでオーダーカップボード

こんばんは。リノベ専門チームリーダー山本です。 朝晩が冷えて布団から出にくい季節になりましたね。 さてリノベのお話ですが、最近少しずつキッチンの家具工事(カップボード取付)を制作して取付てほしいというご要望をいただきます。 一般的なカップボードは、キッチンメーカーの既製品のものか、購入された家具を設置されています。 両方とも規格品であるために少し無駄なスペースが出来る、自分の好みにあった寸法で出来ないなどの問題があります。 一方でオーダーですと、お好きなタイルを貼ったり、真鍮の取っ手をつけたりその思いをカタチにして世界に一つしかないオーダー制作の家具ができます。 戸建てはもちろん、マンションでも制作カップボードの取付が出来ますので、よろしければ施工写真を参考にしてください。 ご相談をお待ちしています。   #オーダー家具 #カップボード #造作家具 #リノベーション #リフォーム #家づくり #滋賀工務店 #木の家

家づくりの現場  | 2022.12.09

耐震診断

リフォーム・リノベ担当 山本です。 つい最近のお話ですが、私とスタッフの尾関で耐震診断士として既存住宅調査で耐震診断を行いました。   耐震診断の基本情報として何年に建てられたかということで、ある程度の性能を知る事が出来ます。 ■~1981年までに建てられた住宅 旧耐震基準 大地震で倒壊の危険性が高い ■1981年~2000年の間に建てられた住宅 新耐震基準 注意が必要 ■2000年~以降に建てられた住宅 現行耐震基準 おおむね安心 の三つの分類されます。   2016年の熊本の震災では木造住宅の内、旧耐震診断は46%、新耐震は20%が倒壊・崩壊・大破などの大きな被害を受けました。現行耐震基準の住宅の60%が無被害でした。 以上の基本情報から2000年より前に建てられた住宅は何らかの耐震補強が必要になることが多いと考えられます。   実際に現場では柱の位置を1本1本、窓、建具の開口配置、耐力壁の形状、基礎の有無など細かいところまで把握することによって耐震診断の詳細結果がわかる事になります。 リフォーム・リノベをお考えの方で、家の内装や水回りの交換をして綺麗…

家づくりの現場  | 2022.11.28

家に対する考え方

こんにちは、須田です。 今日は、近頃スムースも沢山ご相談を頂いているリフォーム・リノベーションについて、また、新築の考え方についてお話しします。 今日のお話は日本ではなく、遠く離れたイギリスの人々の家に対する考え方を共有したいと思います。 イギリスの人々と、日本人の家に対する考え方は180度違います。 日本はスクラップ&ビルドで経済を成長させてきた為、どこか物を大切にするという精神に欠けています。一方、イギリスの人々は、長く沢山の人々が受け継ぎ残していくことで、価値が上がるという考え方をします。 家に目を向けると、イギリスの人々は家は「永遠に続くもの」と考えます。気候や地震の有無など大きく影響する要因の違いがあることは事実ですが、根本的な国民性が違います。 劣化すればメンテナンスをして使い続けるのです。 言い方を変えれば、日本の家には耐用年数という表現がありますが、イギリスではそれが無いのです。 スムースの家のコンセプトは、「住み継ぐ暮らし」です。良いものを、手を入れながら長く使い続けるという考え方は、住み方は違えど通ずるところがあります。 リノベーションは、先人の考えをうまく利用しつ…

家づくりの現場  | 2022.11.25

バイクの事故

<Vol.06> 数回に渡ってお届けしている社長ブログのシリーズ第6回目。前回 Vol.05 の続きです。   ***   21歳の冬、 僕は人生を変えるほどのバイク事故を起こす。 就職して半年、慣れ始めた職場で、充実していた時の出来事だった。 通勤途中で10tダンプに巻き込まれ、右足の大腿骨骨折で真っ二つに折れた。幸い意識はあったが、下半身が無くなったと思うほどの激痛だった。救急車に運ばれてすぐ膝に穴をドリルであける手術をし、骨を修復するため準備としてのけん引をし、数か月寝たきりからの大手術だった。その先2年間は骨移植の手術とリハビリの日々が続くなんて想像もしなかった。     その2年間は思い出したくもないほど、悩み、苦しみ、葛藤の日々だった。 医者からはおそらく、足の長さが変わる可能性があるので、走ることは出来ないだろう。歩くことも不便さを感じることになるだろうと言われた。 16歳から付き合っていた彼女とも僕の気持ちがコントールできない日々が続き、7年間付き合った後に別れることになる。結婚しようと思っていたので、その時は相当ショックだった。…

社長ノート  | 2022.11.17

工事の過程

こんにちは。山口です。 現場に行くと、新しいことに触れ、見て学ぶことが多々あります。 ほとんど毎日のように、現場に足を運び職人さんの作業を見ていると、最終的に見えなくなってしまう部分も事細かに見ることができ、 「こうやってつくられているのか」とつくり手目線で見て気づき、体感することが多いですが、実際にお客様にもそれを体感して頂くことができます。 上棟後から、約3ヶ月時点で、家の間取りは完全に出来上がります。 ぜひその間に、一つ一つ職人さんの手で作られていくおうちの様子などを見て頂き、工事中も家づくりの過程を楽しんでいただけたらと思います。   #現場監督1年目 #入社1年目頑張っています #家づくり #建築現場 #職人さん #手仕事 #注文住宅 #滋賀工務店 #木の家 #自然素材の家

家づくりの現場  | 2022.11.11

外構のおはなし|石の魅力 その2

こんにちは。松島です。 今回は石の種類についてお伝えしたいと思います。 (石の魅力 その1はこちらから) 建築材料として使われる石は大きく分けて3種類あります。 ①火成岩…マグマが冷えて固まったもの ②変成岩…岩石が熱や圧力などにより再結晶化したもの ③堆積岩…水や風によって砂や土などが堆積してできたもの このうち、外構に使われるものは①の火成岩が多く、特徴として、耐薬品性に優れ、硬度が高く摩耗に強いことが挙げられます。 つまり、風雨や車の荷重、土圧などにさらされる環境でもびくともしないということ。そうやって昔の人は石を選んできたのだなと感じます。 もちろん②や③の石も外回りで使うことができますが、車の乗るところは避けたり、雨の当たらないところを選んだりと、用途に合わせて使い分けています。 また、石は産地によって名前がついています。   例えば… ↓ モデルハウスの玄関ポーチは栃木県の大谷石。種類は凝灰岩で、堆積岩に分類されます。   ↓ 事務所の景石は香川県の庵治石。種類は花崗岩で、火成岩に分類されます。(岡山の万成石と並んで、イサム・ノグチさんが好んで彫刻された…

家づくりの現場  | 2022.11.04

語感

こんばんは。スムース市本です。 わたしは普段マーケティング部に席をおいていますが、スムースの家を皆様にお伝えするにあたりその家を表現する様々な言葉を目にする機会が多くあります。 佇まい、風情、愛着、趣、巡る、紡ぐ…。 そんな時に感じるのは 言葉が与える「語感」の大切さ。 言葉から伝わる感覚的な印象、 ニュアンスなどでどうお伝えするのか、 どんな言葉をどう使うのかによって そのものの印象は変わります。 スムースの家を表す言葉は、 そこに想いが隠れているようなあたたかい言葉選びであったり、情景を感じる言葉など、心地の良い言葉が多く使われています。 どんな家に住みたいか、 どんな暮らしをしたいか。を考えたときに、 感性を豊かにしながら自分たちの家を、 暮らしを表すなら… と「語感」から想像するのもまた違う視点に立てて面白いかもしれませんね。   #語感 #言葉 #情景 #家づくり #滋賀工務店 #木の家 #自然素材 #暮らし #注文住宅

スムースの日常  | 2022.10.28

設計塾課題より「図書コーナーのある1階リビングのある家」

こんにちは、岸本です。 私はこれまで現場管理を主に、近頃は営業もかねて業務に取り組んでいます。そんな私は実は設計志望だったりもします。 そこで、今回は、吉森・松島に続き、6月頃参加していた設計塾の課題で私が設計したプランをご紹介します。 こちらの課題は「図書コーナーのある1階リビングのある家」というテーマの課題です。 設計条件として、50代の夫婦と大学生のお子さん2人(兄・妹)が暮らす家であり、家族全員が本好きであるため、その日の気分で好きなところで本を読める空間を設計することが定められていました。 そこで、本を読むときにどの様な空間であれば心地よいかを考えました。 結果ポイントとしては3つ。 ①本を読むとき、あまりに通行人や外部の人が目につく様では、本の世界に集中できないだろうということ。 ②通行人等外部の人の視線を排除しようとして閉鎖的すぎる空間を作れば、本を読むときに心地よくはないだろうということ。 ③原則本を読む場所なので、ある程度自然光は確保したいということ。   以上の想定の回答として、鍵型に配置した平屋部分の建築物と、敷地の中央に道路よりも少し高い中庭を設けるこ…

家づくりの現場  | 2022.10.21

Secured By miniOrange