外構 | 株式会社スムース

Sumus BLOGブログ・読みもの

外構のおはなし|庭の楽しみ「野鳥」

こんにちは、松島です。 色づいた葉も落葉し、外はすっかり冬景色となりました。 葉がなくなったからよく見えるのか、赤い実があるからやってくるのか、この時期から春先にかけて、よく野鳥がやってくるような気がします。 今回は、お庭で見かける野鳥をイラストでご紹介します。(野鳥をカメラに収めるのは、なかなかに難しいですね)   滋賀県は水辺が近く、自然も豊かなので、他にもたくさんの野鳥が飛来するかもしれません。短い冬休み、窓辺から冬景色を楽しみつつ、のんびりとバードウォッチングも素敵ですね。 ** 最後になりましたが、今年もたくさんのお力添えを賜り、心から感謝申し上げます。 皆様が、健やかな新年をおむかえになられますよう、スムース一同、心よりお祈り申し上げます。   #野鳥 #バードウォッチング #庭 #ジョウビタキ #ヒヨドリ #モズ #ハクセキレイ #メジロ #外構一体提案 #庭づくり #滋賀工務店 #家づくり  

家づくりの現場  | 2022.12.28

外構のおはなし|石の魅力 その2

こんにちは。松島です。 今回は石の種類についてお伝えしたいと思います。 (石の魅力 その1はこちらから) 建築材料として使われる石は大きく分けて3種類あります。 ①火成岩…マグマが冷えて固まったもの ②変成岩…岩石が熱や圧力などにより再結晶化したもの ③堆積岩…水や風によって砂や土などが堆積してできたもの このうち、外構に使われるものは①の火成岩が多く、特徴として、耐薬品性に優れ、硬度が高く摩耗に強いことが挙げられます。 つまり、風雨や車の荷重、土圧などにさらされる環境でもびくともしないということ。そうやって昔の人は石を選んできたのだなと感じます。 もちろん②や③の石も外回りで使うことができますが、車の乗るところは避けたり、雨の当たらないところを選んだりと、用途に合わせて使い分けています。 また、石は産地によって名前がついています。   例えば… ↓ モデルハウスの玄関ポーチは栃木県の大谷石。種類は凝灰岩で、堆積岩に分類されます。   ↓ 事務所の景石は香川県の庵治石。種類は花崗岩で、火成岩に分類されます。(岡山の万成石と並んで、イサム・ノグチさんが好んで彫刻された…

家づくりの現場  | 2022.11.04

外構のおはなし⑧/石の魅力 その1

  こんにちは。そろそろ梅雨入りですね。 植物にとっては恵みの雨。緑が一層深く、美しくなる時期です。そして、もう1つ。雨の時期に美しくなるもの。魅力が増すもの。それが石です。 石は、季節で移ろう植物と、対比されるように挿入されます。変化する植物と変化しない石。 けれど、けして変化しないわけではなく、ゆっくりゆっくりと味わい深くなっていきます。その営みも美しいと思うのですが、時に、目に見えて移ろう場合があります。   それが雨の日です。 雨に濡れた石は、普段の様相とは一変して、とても艶っぽくなります。 しとしと降る雨、深い緑、艶っぽい石。そしてそれらを眺めるひととき。まさにギフト。贅沢で至福の時間です。 今回は、そんな石のお話、石を使った現場のお話をしたいと思います。   *** コンセプトハウスの石は現場発生材です。別の現場で出た、処分する石を再利用しました。 現場監督の岸本(キッシー)と使えそうな石を運んできました。キッシーは力持ちなので、欲張って大きな石をたくさん運んでもらいました。   まずは石のない時。高木植栽のみです。これだけでも十分素…

家づくりの現場  | 2022.06.09

外構のおはなし⑦/余談「花粉症の私が、スギを嫌いになれないワケ」

  いつも季節の彩を届けてくださるwatmooi 竹内さんのお花。スイトピーが届くと、もう春なんだなぁと、季節の変わり目にはっとします。 そして、春と言えば、花粉! 始まりましたね、つらい花粉症の季節。私も花粉症です。けれど、実は、私、スギのこと大好きです(笑) 今日は、その理由を少しだけ、お話したいと思います。   2年ほど前、岐阜県にある「21世紀の森」に行き、そこで巨大株杉に出会いました。   株杉(かぶすぎ)はA型が一般的なのですが、何度も伐採が繰り返されるうちにB型・C型に移行していくようです。大きなものでは400年から500年の樹齢で、ものすごい存在感でした。   そして、なによりも感動したのは、何度伐採されても、まっすぐに伸びるということ。 日の当たる場所を探して伸びる草木とはまた違い、ほんとに、ただひたすらまっすぐ、上に上に伸びるのだということ。   だからこそ、柱や梁として採用され、家を支え、私たちの暮らしを支えてくれる樹なのだと改めて感じました。それ以来、上棟の様子を見るたび、空に向かってまっすぐ柱が建つたび、「あぁ…

家づくりの現場  | 2022.03.29

外構のおはなし⑥ 外構一体提案しています

  みなさま、年末年始はゆっくりと過ごせましたでしょうか? 私は久々に実家に帰り、親族そろってお正月を迎えることができました。 特にどこに行くともなく、寝正月だったのですが、雪合戦をしたり、お土産の伊勢海老を悲鳴を上げながらさばいてみたり、息子とひたすら縄跳びをしたり、久しぶりにのんびりとした年末年始を迎えることができました。   さて、今回は、昨年末に行ったセミナーの話を少ししたいと思います。 グッドデザイン賞受賞記念イベントの1つとして、はじめての外構セミナーをさせていただきました。ご参加していただいた皆様、ありがとうございました。 人前で話すのはとにかく緊張します。うまく伝えられるか心配でしたが、皆様があたたかく聞いてくださったので、無事に終えることができました。ありがとうございました。   セミナーでお伝えしたのは、 「建物と一緒に考えておきたい庭や外構のこと」 なぜこのテーマにしたのかというと、スムースでは「外構一体提案」というものに取組んでいます。聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと、建物と外構を同時に計画するということ。そんなの当たり前じゃな…

家づくりの現場  | 2022.01.14

12/19 グッドデザイン賞受賞記念イベントでわかること

皆様、こんにちは。 本日は、12月19日(日)開催のグッドデザイン賞受賞記念イベント「グッドデザイン・グッドライフ」のお話です。 スムースのコンセプトハウス「住み継ぐ暮らし」がグッドデザイン賞を受賞し、今回開催することになったこのイベントですが、沢山スムースを知ることが出来、うれしい特典や素敵な商品をお持ち帰りいただけるチャリティーも開催される楽しいイベントです♪ 本日は、その中から午前10:00、午後14:00の1時間、2部限定のセミナーをご案内します。 このセミナーは、すでにスムースを知って下さっている方にも、これからスムースと出会う方にも、短時間でスムースが大切にしている事を全て知ることが出来るセミナーになっています。 何といっても、今回特別なのはスムースの設計士、外構設計士の話をお聞きいただけることです。     まずは、私 須田からスムースが家づくりでご家族にお届けできる家づくりの想いをお話させて頂きます。私たちが何のために家づくりをしているのか、その想いを感じて頂けます。 設計士からは「暮らしの道 デザイン」について、実際にコンセプトハウスの事例を交えな…

家づくりイベント  | 2021.12.10

家のカタチができるまで

こんにちは、設計の奥です。 米原で建築中だった家が完成し、11月の間、完成見学会をさせていただいています。 家の完成までは、出会ってから少なくても1年はかかりますが、現在見学会をさせていただいている米原の家のご家族と出会ったのはもう3年も前になります。 土地の検討を重ね、打合せを始めたのは2年前。そこからたくさん一緒に悩んで、考えて家づくりをしてきました。 今回は私たちがどんな風に打合せをして、家づくりをしてきたかをご紹介します。 家づくりを考えておられるご家族に、これから待っているワクワクを少しでも感じてもらえたらと思います。   1. 家づくりのスタート【土地探し】 こんな間取りにしてみたいな、こんな素材を使ってみたいな、こんな庭を造りたいな、家づくりを考えだしたら、雑誌を見たり、事例集をみたりとやりたいことがたくさん出てきます。 でも、土地が決まらないことには前に進めません。家の間取りは土地とセットで考えます。その土地から見えるもの、見たいもの、隠したいもの、お日さまの位置、隣の家の窓、その土地の持つ性格とご家族の要望が合わさって、はじめて家族にとってのたった一つの家づ…

家づくりの現場  | 2021.11.08

職人さんの仕事道具①

スムースで現場管理をしている山本です。 このブログでは、職人さんが使う道具に注目して紹介していきたいと思います。 今回は大工さんの道具から。 家を造る要の職種といえば大工さんですが、大工さんが集まって構造材を組み上げる作業を業界では建て方作業と言います。 上棟(棟上げ・建前とも呼ばれます)の日に行う作業のことになります。 その建て方作業時に使う道具で梁を柱のほぞに入れる時に使うのが、大きな金づち「かけや」です。(上の写真) 大工さんが高い所で「かけや」を力一杯トントンと叩く姿はかっこよく憧れます。 建て方で重要な作業の一つが柱の垂直方向の傾きを調整してまっすぐにする事で、 その際に使う道具に「下げ振り」と「屋起こし」があります。 上の写真は「下げ振り」です。この道具で柱の傾きを確認します。 柱の傾きがあれば、「屋起こし」で傾きを直します。(下の写真) 「屋起こし」は、つっぱる力を加え傾きを修正する道具です。 ↑「下げ振り」で垂直を確認しながら「屋起こし」の加減を指示をしています。 そして、柱が真っ直ぐになったら仮筋交い(柱と柱の間をななめに固定)で留め付けて行きます。   以…

家づくりの現場  | 2021.07.01

現場管理の仕事⑪ 外構工事《最終回》

スムースで現場管理をしている山本です。シリーズで続けている、この「現場管理の仕事」も今回で最終回です。 いつも同様に現場管理の仕事を少しでもわかってもらえるように現場の仕事の内容を説明させてもらいます。 最終回は、家づくり工事の最後を締めくくる外構工事です。建物の完成と同時期(仮設足場、トイレ、ゴミ箱を撤去後)に外構工事の着工が出来るようになります。     外構の内容 ▶境界工事 境界ブロック、フェンス ▶アプローチ工事 アプローチ土間、門柱 ▶駐車場工事 駐車場土間、カーポート、駐輪場 ▶デッキ工事 デッキ、ベンチ、階段 ▶植栽工事 植木、下草、芝生 ▶その他 雨水工事、外構照明、砂利敷   一般的には外構専門の業者さんに施工依頼します。外構工事は色々な工事が関係しますので外構工事業者さん以外にも、たくさんの業種の方が力を合わせて工事を進めます。   ―――――――   ▶境界工事 境界の工事では一般的な造成地では境界が分かるように、CB(コンクリートブロック)+メッシュフェンス等で囲いますが、スムースではメッシュフェンス以外の板塀…

家づくりの現場  | 2021.03.23

環境建築コンペ 2019、受賞しました!

外構担当のスタッフ、松島が神奈川県建築士会主催のコンペで神奈川建築士会会長賞を受賞しました! 普段、松島はスムースの外構プランから見積・ご提案・お客様と一緒に植栽選び等、外構全般をメインで担当しています。スムースの現在の外構も彼女のプランです。 今回は、環境建築コンペ2019、町と家の「あいだ」を考える というコンペで、既成市街地において心地よく感じられる住宅の内と外の関係を考えた住宅作品やアイデアを募集するという内容でした。 今回受賞したプランのタイトルは「share forest」。 その名の通り、隣家との「あいだ」に設けた雑木林をご近所さん同士シェアするというプランです。 お隣どうしの庭と庭を隣接させて、そのあいだに雑木林をつくる。 フェンスや壁をつくらず、狭い敷地でも庭どうしがつながると敷地も広がって、木々が重なり奥行のある雑木林になる。中には小道を。 部屋から雑木林を感じられるし、風や光も心地いい。 プラン図を見せてもらって、すごくワクワクしました。 枝の越境など気にすることなく、自然な樹形に育つ雑木林は、自然観察をしたり、お花見したり、時には収穫の楽しみもシェアできる。 ご…

スムースの日常  | 2019.12.21

外構のおはなし②「駐車場について」

外構の内、1番面積が必要となるのが、駐車場です。 お手持ちの車、プラス、来客用の駐車スペースを考えると、どの家も2台から3台分の駐車スペースが必要となってきます。車の寸法は、車種により様々ですが、だいたい・・・、 ・軽自動車   1480×3400(㎜) ・乗用車   小型車    1680×4500(㎜)   ワンボックス 1700×4800(㎜)   中型車    1700×4800(㎜)   大型車    1880×5100(㎜) と、なります。ただし、この寸法にはサイドミラーは含まれていません。サイドミラーや、乗り降りするスペースを考えると、必要面積はもっと増えてきます。後ろから荷物を取出すスペースも考えると、乗用車中型車の場合の必要面積は・・・、 と、なります。 それが2台~3台となると、かなりの面積ですよね。 さらにカーポートをつけると、柱の設置の関係で、シングル(1台駐車)で+200~300㎜、ワイド(2台並列駐車)で+500~600㎜程度、間口を広くとる必要があります。 我が家は車1台ですが、来客用の駐車スペースと、将来子供が家を出て時々車で帰ってくる・・・、ということ…

家づくりの現場  | 2018.05.17

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