設計 | 株式会社スムース

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設計塾課題より「図書コーナーのある1階リビングのある家」

こんにちは、岸本です。 私はこれまで現場管理を主に、近頃は営業もかねて業務に取り組んでいます。そんな私は実は設計志望だったりもします。 そこで、今回は、吉森・松島に続き、6月頃参加していた設計塾の課題で私が設計したプランをご紹介します。 こちらの課題は「図書コーナーのある1階リビングのある家」というテーマの課題です。 設計条件として、50代の夫婦と大学生のお子さん2人(兄・妹)が暮らす家であり、家族全員が本好きであるため、その日の気分で好きなところで本を読める空間を設計することが定められていました。 そこで、本を読むときにどの様な空間であれば心地よいかを考えました。 結果ポイントとしては3つ。 ①本を読むとき、あまりに通行人や外部の人が目につく様では、本の世界に集中できないだろうということ。 ②通行人等外部の人の視線を排除しようとして閉鎖的すぎる空間を作れば、本を読むときに心地よくはないだろうということ。 ③原則本を読む場所なので、ある程度自然光は確保したいということ。   以上の想定の回答として、鍵型に配置した平屋部分の建築物と、敷地の中央に道路よりも少し高い中庭を設けるこ…

家づくりの現場  | 2022.10.21

外構のおはなし|外構一体提案チャレンジ vol.1

こんにちは。松島です。 私も設計部の一員として、半年間、設計塾に参加させてもらい、たくさんのことを学ばせてもらいました。何より面白かったのは、同じ敷地、同じ設計条件でも、設計者により、全く違うプランになるということです。参加されている他社さんのプランも、どれひとつとして同じものがなく、とても勉強になりました。 私も試行錯誤しながら、建物・外構・街並みが一続きになるような、そんなプランを考えてみたので、僭越ながら・・・紹介させていただきます。設計条件は下記の通り。 *** ①街並みと駐車スペース 建物をできるだけ南に向け、それによりうまれる三角の土地を、南西の緑地と連なる緑地帯とし、その中を縫うように駐車スペースを設けました。角は車寄せにもなるスペースとし、北西の道路から北東の道路へ通り抜けることもできます。 ②借景 南北に視線の抜けを意識したプランとしました。どのような動線を通っても、南西の緑地を眺望することができ、窓を開け放ち、展望デッキとつながることで、広々と暮らすことができます。南北に窓をとると、心地よい風を取り込むこともでき、一石二鳥です。 ③ラウンジ 中央に共有のリビングとな…

家づくりの現場  | 2022.09.02

研修に参加しました

こんにちは。吉森です。 スムースでは日常の家づくり業務とは別で心の学びであったり、技術や知識を勉強したりといった研修に参加させてもらうこともよくあります。 先日は設計塾というオンラインで行われたセミナーに設計部みんなで参加させてもらいました。その研修は全国の工務店やメーカーが参加していて、架空の敷地やご家族の要望や条件を踏まえて実際にプランを作成して発表していくというものです。私は普段、図面のトレースをCADで行っていて一から家を考えてプランする事や経験も全くないです。色々な家の間取りを見ることは好きですが、いざ自分で考えるとなると本当に大変でした。階段の位置が上手く収まらなかったり、窓の位置と部屋のバランスを考えるのが難しかったり。。。 スムースには2名の設計士がおりますが、日常的にこのような業務を行っていて尚且つ、内からも外からも美しデザインでご家族にあった間取りに仕上げている事、改めてプロだなあと尊敬します。   上手く表現できませんし未熟ですが、今回作成した私のプランです。 (条件:夫55歳、妻50歳、子供2人大学生、収納を充実、読書が好きなご家族、玄関は南側、1Fリ…

スムースの日常  | 2022.07.03

お家づくりで大切なこと

皆さんこんにちは、須田です(^-^)/   今日は日本一フォロワーが少ないかもしれないインスタグラムの紹介です! まあ、私のアカウントなのですが(笑)   さて、最近少し滞り気味ですがお家づくりで大切なことを定期的に更新しております。   家づくりは、デザインや価格だけで選んではいけません。 大切なのは、質の良い空間で家族が健康に長く住める家かどうかです。   ぜひ、お家づくりの参考にしてみてください。 気になる方は「@takafumi_suda」で検索!   頑張って更新しますー!  

インスタグラム  | 2022.07.02

完成見学会「平屋の暮らし」をご紹介!

  ずいぶんと温かくなってきて、もうすぐ桜の開花が待ち遠しい季節になってきましたね。 花粉症持ちの私には辛い季節ですが、春のうららかさにどこか心が弾む気持ちがします。 さて、3/26 (土)・27 (日) に彦根で「平屋の暮らし」新築完成見学会を行います。   最近「平屋」というキーワードをすごく耳にする機会が多いです。 どうしても「平屋」は、2階建て、3階建てに比較するとコストパフォーマンスに劣ります。確保できる居住面積に対して、屋根工事や基礎工事がどうしても多くなる為です。また、そもそも敷地が広くないと計画が現実的にできないという側面もあります。 しかし、それらの条件をクリア出来れば「平屋」はとても魅力が豊富に詰まった暮らし方だと思います。   1. 伸びやかな平面プラン  水平方向に部屋が繋がっていくため、広く感じることができます。 それぞれの部屋が外部と繋がっているので、豊かな住環境を作りやすいとも言えます。今回ご紹介する「平屋の暮らし」もデッキや家庭菜園等ウチとソトの繋がりを持っています。   2.将来も安心して住まえる  単純に上下階…

家づくりの現場  | 2022.03.17

一生に一度の家づくり -1月見学会のお住まいから-

  家族にとって一生に一度の家づくり。 そんな特別な時間を共有させてもらい、私たちは家づくりを進めています。   たくさん家づくりをしている会社がある中で、家族がこれから暮らしていく家をつくる時間、暮らしてからの時間を共有させてもらえることは本当に幸せなことです。   そろそろ完成に近づいてきたこちらのお家。 ご家族ともたくさんの時間をかけて家づくりをしてきました。 現在はお庭の工事が進行中です。     先日、内部は大工さんや内装屋さんの工事も終わり完成に近づき、ご家族と一緒にフローリングに蜜蝋ワックスをかけていた時のことです。 「家をつくる仕事って、とってもいい仕事ですね。」と言葉をかけてもらいました。     家づくりって、もちろんワクワク楽しいことがたくさん。 でも全てが思った通りに進むわけではなく、ましてや家族にとって初めてのことばかりなので不安に感じることがあることも事実です。 このお家のご家族も、お腹に新しい家族がいることがわかり、暮らし方に変化が起こるタイミングだったこと、ウッドショックという大きな時…

家づくりの現場  | 2022.01.27

シンプルを楽しむ家 -2月見学会のお住まい設計考-

  少し先になりますが、2/12(土)・13(日)に水口にて新築完成見学会を行います。 私が設計担当させて頂いたお住まいをお借りし開催させていただきます。   敷地は3周道路に囲まれた30坪強ほどの土地に建つコンパクトなお家です。 30代のご夫婦と女の子の新しいお住まいとして実家に程近い場所で土地探しから計画は始まりました。 敷地を初めて見たときに正直言ってすごく計画が難しい土地だなと感じたことを覚えています。   敷地は3面が道路に接しており高いところと低いところでは80cm程の高低差がありました。また道幅も狭いため、道路斜線制限という高さ制限の規制も厳しいという条件でした。敷地形状は四角では無いのでどう建物をレイアウトするかも頭を悩ませました。   (外観パース)   この住まいで一番にこだわったのはミニマルな居心地の良さの体現です。 この敷地ではこうしかならないんですねとは絶対にしたくなくて、土地の購入するに当たって後押しになるような、この家に住みたいと思って欲しいという気持ちが強くありました。   住宅業界でよく聞く言…

家づくりの現場  | 2022.01.20

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