最優秀賞。
今回、コシイプレザービングさん主催の「家と庭をつなぐエクステリアコンテスト」にて、最優秀賞を頂きました!
スムースは庭の存在を大切にしていて、家と庭をつなぐという趣旨に沿ったコンテストとして、沢山の工務店の中で最優秀賞を頂いたことはとても意義のあることだと感じています。


12件が最終審査に残り、その中で4作品が選ばれて、最後にトップに選ばれたと聞きました。
今回のコンテストの目的は、
戸建て住宅を対象としていて、SDGs社会の実現が強く求められている中で、家屋の木質化に留まらず庭のデザインにおいても、木質化を進めることによりCO2の固定や削減を促進させ、植林を促す林業の活性化に貢献するものであり、サーキュラーエコノミーを実現する上で重要な意味持つこと。また、エクステリアは自然との触れ合いの場であり、リラクゼーションや癒し、家族団欒の空間ともなっていて、居住者がウェルビーイングを実感できる空間としても生かされていること。
となっています。まさに、いつも僕が行っている設計セミナーでもお伝えしていることで、居場所を作ることを大事にし、開口部と庭の重要性を訴え、六感で感じるパッシブデザインが評価されたと感じています。

この物件は『豊かな庭のある継承の家』と名付け、施主さんの想いを繋ぐ意味でも、大切に築いた家づくりとなりました。
祖父から受け継いだ土地にグリーンヒルという街名から庭の大切さを継承する設計とし、緑化協定があり、敷地の15%の植栽を守り、コンクリート土間を採用しないようにしました。
六感に訴えることを軸とし、建物と庭が一つになるプランとなっていて、LDKとひと続きになるウッドデッキにはベンチをL型にし、内側に向けることで家族との目線と繋がりを大事にさせてもらいました。鎖樋の下には信楽焼の水鉢を置き、子供達が大好きなメダカがいます。建物外観は低い、薄い、水平の美意識を作りながら、植栽の中高木達にも高低差を注意し、深い軒によって正面はすべて濡れない場となっており、全体的に外と内が繋がっています。スムースが常に意識している「美しく、繋がり、居心地、暮らし」が調和しています。


審査委員会の増田昇委員長から、ありがたい内容の評価を頂きました。
最優秀作品は、作品名称「豊かな庭のある継承の家」、応募者「株式会社スムース」代表者 市川正和」である。祖父から受け継いだ土地に庭の大切さを継承した設計であった。屋内は「木」を基調とした極めて温かみのある設計で、南面するLDKに連続するウッドデッキを設け、深い軒下にLDKに向かってL字型のベンチを設けることによって、街路からのプライバシーを守るとともに家族との団槃をいざなう心地よい居場所づくりがなされている。
接道する敷地南側には敷地の地形をうまく活用して駐車場を設置し、ウッドデッキを取り囲むようにボリューム感のある南庭が設けられている。そこには中高木を配することによって五感に訴える野趣味豊かな風景が生み出されており、街路の新たな風景づくりにも一石を投じている。
初めてのコンテストであったものの、一定の応募があったことに加え、審査に通過した作品はエクステリアにウッドデッキやフェンス等に木質化が図られるとともに樹木や地被植物といった緑が導入されており、気候変動の影響が危惧される中で自然との共生や脱炭素への貢献が認められた。
また、室内空間とエクステリアとのつながりを意識することに留まらず、街路の風景づくりにも一定配慮されていた。今回受賞された作品が先導モデルとなり、将来に向かって優れたエクステリアデザインが促進されることを更に期待しています。

はい!期待しておいてください!!これから建てさせて頂く今年から来年まで続く家族の家は全て庭があり、繋がりを感じるものばかりです。
ひとりひとり、ひと家族ひと家族に物語があり、どのお家も素晴らしいテーマと目的を持っています。
私たちの家づくりが今、社会が求められていること、暮らしというものに何が幸せかの提議にマッチしているように感じています。ご縁を大切にし、恩と感謝を大切にし、いまこの瞬間にも繋がる喜びを大切にさせて頂いています。

(ichikawa)
滋賀県の注文住宅、工務店(草津市・大津市・守山市・栗東市・近江八幡市・湖南市中心)
木の家・自然住宅をお届けする「株式会社スムース」

