現場管理の仕事⑥ 断熱工事
- 現場管理の仕事
スムースで現場管理をしている山本です。
前回と同様に現場管理の仕事を少しでもわかってもらえるように、中間検査後の断熱工事を説明させてもらいます。
①スムースの天井と壁の断熱は、セルロースファイバー吹き込み工法を標準としています。下の写真がセルロースファイバーで、新聞古紙からリサイクル生産される断熱材です。


事前に、セルロースファイバーを吹き込む壁と天井に不織布シート(マスクと同じ素材で通気性があるシート)を貼って、タッカー(ホッチキスの針の大きい物)で留めていきます。
②不織布シートの内側にセルロースファイバーを吹き込んでいきます。吹き込みは、この機械を使って行います。

壁は柱の間いっぱいにセルロースファイバーを吹き込んで 100㎜以上の厚みを、天井は 250㎜の厚みを確保できるようにします。

③セルロースファイバー断熱前の注意点は、換気扇などの外部に抜けるパイプ、電気配線を事前に施工して隙間を埋める作業をしておく事です。セルロースファイバーがこぼれずに隙間なく施工できます。


④床下の断熱は、スムースでは基礎断熱工法を採用しており、土台設置工事の段階で下の写真のように基礎コンクリートの上に断熱材を敷き詰めます。

セルロースファイバーを選ぶ理由は断熱性能はもちろん、調湿作用、防音効果も期待できる断熱材で、施工する技術者は信頼のおけるパートナーがしてくれるので安心できます。
家の断熱材は何がいい?種類一覧と性能ランキングで徹底比較
(yamamoto)
|現場管理の仕事シリーズ|
現場管理の仕事 ①基礎工事
現場管理の仕事 ②土台設置工事
現場管理の仕事 ③上棟作業
現場管理の仕事 ④給排水設備工事
現場管理の仕事 ⑤中間検査
現場管理の仕事 番外編
現場管理の仕事 ⑥断熱工事
現場管理の仕事 ⑦大工工事
現場管理の仕事 ⑧内装工事
現場管理の仕事 ⑨屋根・外壁工事
現場管理の仕事 ⑩設備機器取付・仕上げ工事
現場管理の仕事 ⑪外構工事(最終回)

