現場管理の仕事 番外編

- 現場管理の仕事
家の中が暑くなる主な原因について解説するイメージ

 

 

現場監督の仕事というと一般的に、工事現場で職人さんに指示をする人という印象かなと思います。

現場管理の仕事シリーズの番外編として、今回はそんな現場監督の仕事の現場以外での仕事をお伝えしようと思います。

 

現場監督は、設計担当がお施主さんと打ち合わせした内容に沿って作成した設計図の通りに、建物がつくられているかを指示、管理する役割を担っています。

 

そのため、業務の一部として、設計担当から引き継がれた基本図面を大本として、職人さんが実際に作るにあたってどの様に作るのかを考え、職人さんに指示するための施工図を作成します。

現場監督の仕事

この施工図で建物や造り付け家具の細かい仕上がり、デティールを決定します。

 

仕上がり、ディティールを業界では度々「納まり」と表現します。この納まりが良いと、建物のデザイン性や使い勝手が向上します。

 

例えば、下記の図面や写真は、飾り棚や垂れ壁をスッキリと見せるために工夫した納まりです。強度的に板の厚みを要する場合でも、スッキリとした印象に見せるために、板の両サイドだけ厚みを薄くカットしたものです。

続いて、下記は畳コーナーの納まりですが、畳とフローリングの境界が美しく組み合わさり、フラットになるように、見えないところに細工が施されています。

施工図をもとに職人さんがひとつひとつ実際にかたちにしてくれます。

造作家具

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