現場管理の仕事 ①基礎工事

- 現場管理の仕事

スムースで現場管理をしている山本です。

普段している現場管理の仕事を少しでもわかってもらえるように、まずは家の土台となる基礎工事から簡単に説明します。

①丁張・掘削・砕石・捨てコン

家の配置図面を基に丁張(ちょうはり)で実際の土地に基準ラインを出します。この時に基準が図面通りか確認します。 ※丁張とは建物を建てるために作る基準となる仮設工作物のこと。

丁張が出来たら、設計GL(基準高さ)に合わせて、重機で掘削し、砕石を敷きつめて転圧して地固めします。

(↑掘削・砕石)

(↑シート・捨てコン)

捨てコンとは建物の床になるものではなく基礎や型枠の墨出し、型枠・鉄筋の受け台として設けるものです。

②型枠工事・基礎配筋工事・配筋検査

捨てコンを打設したら型枠工事、基礎配筋工事。基礎配筋は基礎断面図と整合性があるか確認します。

基礎配筋

(↑基礎配筋)

配筋検査

(↑基礎配筋・配筋検査)

外部検査機関により、正しく配筋が施されているか配筋検査を行います。型枠の外周部に少し見えているコンクリートが捨てコンです。

③コンクリート打設・基礎完成

配筋検査が終わったら基礎ベース、立ち上がりと2回に分けてコンクリートを打設します。

(↑立ち上り型枠・生コン打設)

基礎の生コン養生期間(生コンの強度がでるまで固める時間)をとって基礎型枠はずし、周囲の土を埋め戻して完成します。

基礎工事
基礎完成

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