ホームページをリニューアルしました。
この夏、スムースのホームページをリニューアルしました。
ぜひ、一度ゆっくり見ていただけたら嬉しいです。
今回のホームページ。
写真も本当にいいものが撮れましたし、デザインもすごく気に入っています。
モデルハウス「FURUSATO RESIDENCE」の光や庭、素材、そこに流れる空気まで、かなりスムースらしく表現できたと思っています。
でも、今回僕が一番伝えたかったのは、
きれいな家を見てもらうことではありません。
このホームページをつくる中で、ずっと考えていたのは、
「スムースは、何のために家をつくるのか。」
ということでした。
20年近く家づくりをしてきて、いろんな家をつくり、いろんなご家族と出会ってきました。
その中で、少しずつ自分の中で明確になってきたものがあります。
それを今回、ようやくひとつのストーリーとしてホームページにすることができました。

人生を原風景に。
FURUSATO
居場所が、ふるさとになる。
これが、新しいホームページの中心にある言葉です。
人は誰しも、
心が帰る「居場所」を持っている。
その場所は、人生の原風景となり、
やがて、家族の「ふるさと」になる。
私たちは、そんな居場所をつくっています。
僕がつくりたいのは、
ただ「住むための家」ではありません。
そこで家族がご飯を食べたり。
庭を眺めながらコーヒーを飲んだり。
子どもが遊んでいたり。
一人でぼーっとしたり。
何でもない休日を家族で過ごしたり。
そんな何気ない時間が積み重なって、いつの日か振り返ったとき、
「あの家で過ごした時間、よかったな」
と思える。
その景色が、その人の人生の原風景になっていく。
僕は、それが「ふるさと」なんじゃないかと思っています。

だから、家づくりの前にやることがある。
ここが今回のホームページで、僕が一番伝えたいところです。
家づくりを始めると、
何坪にするのか。
どんなキッチンにするのか。
どんなデザインにするのか。
どうしても「家をどうするか」という話から始まります。
もちろん、それも大切です。
でも、その前にもっと大切なことがあると思っています。
自分たちは、何を大切にして生きていきたいのか。
どんな時間が幸せなのか。
どんな家族でありたいのか。
子どもたちに、どんな景色を残したいのか。
そして、
自分たちにとっての「豊かな暮らし」とは何なのか。
家を考える前に、一度そこに向き合ってみる。
それが、僕たちが今回つくった
「暮らしの原点」
という考え方です。

家ではなく、まず「自分たち」を知る。
僕は、いい家をつくるためには、
「好きな間取り」を探すことより先に、
自分たちが大切にしているものを知ること
が必要だと思っています。
それは案外、自分では分からなかったりします。
子どもの頃、どんな場所が好きだったのか。
家族と過ごしたどんな時間を覚えているのか。
今の暮らしの中で、どんな瞬間に心が落ち着くのか。
これから先、どんな人生を送りたいのか。
そういうことを一つひとつ紐解いていくと、その人の中にある「根っこ」が少しずつ見えてきます。
僕は、それをその人の在り方だと思っています。
そして、その在り方から住まいを考えていく。
これが、これからスムースがもっと大切にしていきたい家づくりです。
現在、この「暮らしの原点」のページを制作しています。
かなり大切なページになると思っています。

そして、FURUSATO SESSIONへ。
「暮らしの原点」で考えたことを、実際の家づくりにつなげるためにつくったのが、
FURUSATO SESSION
― フルサトセッション ―
です。
これは、僕自身がお客様と一緒に行います。
普通の家づくりのヒアリングとは、少し違います。
「何部屋ほしいですか?」
「どんなキッチンが好きですか?」
という話をする前に、
そのご家族の人生や価値観、過去の記憶、これから望む未来について、一緒に掘り下げていきます。
心理的なアプローチも取り入れながら、これまで僕自身が学び、
経験してきたことを整理して、ひとつのカリキュラムとしてつくりました。
そしてセッションの最後には、
自分たちの家づくりの「軸」
を言葉にします。
たとえば、
「私たちの家づくりは、〇〇のためにある。」
というところまで。
僕は、この一文がすごく大切だと思っています。
迷ったときに、ここへ戻れるからです。
家づくりでは、これから何百という選択をします。
でも軸があれば、
「私たちが本当に大切にしたかったのは何だったっけ?」
と戻ることができる。
だから、流行や誰かの価値観ではなく、
その家族らしい家になる。

その答えを、建築にしていく。
ここまで来て、ようやく家づくりが始まります。
僕たちが考える順番は、
家 → 暮らし
ではなく、
人生 → 在り方 → 暮らし → 居場所 → 家
なんです。
家族の軸が見つかったら、それを設計や素材、庭、光、家具、職人の手仕事へと落とし込んでいく。
だから、一邸ずつ違って当たり前です。
僕たちは、
「在り方から、住まいをつくる。」
ということを、もっともっと大切にしていきたいと思っています。
そして、体感する場所。
その考え方を、実際に建築として表現したのが、
FURUSATO RESIDENCE
です。
今回のホームページには、このモデルハウスの写真をたくさん掲載しました。
庭を眺める場所。
一人になる場所。
家族の気配を感じる場所。
光と影。
水の音。
木の香り。
職人の手仕事。
写真を見ていただくと、僕たちが考えている「居場所」が少し伝わると思います。
ただ――
これはやっぱり、写真だけでは全部伝わりません。
実際にその場所に座ってみて、
光を感じて、
庭を眺めて、
何もせずに過ごしてみる。
そこで初めて、
「居心地って、こういうことかもしれない」
と感じてもらえるものがあります。
そして今後は、さらにその先へ。
モデルハウスでの宿泊体験も始めます。
夜の静けさ。
照明の灯り。
眠る前の時間。
そして朝、庭から入ってくる光。
数時間の見学では分からない「時間の質」まで、体験していただきたいと思っています。

ようやく、一本につながった。
今回ホームページをつくりながら、僕自身が感じたことがあります。
これまでスムースが大切にしてきたことが、
ようやく一本につながったな、と。
暮らしの原点。
そこから、
FURUSATO SESSION。
そして、
在り方から住まいをつくる。
完成した居場所を、
FURUSATO RESIDENCEで体感する。
さらに宿泊して、
そこで流れる時間まで感じてもらう。
全部が「FURUSATO」というひとつの考え方につながっています。
家をつくることがゴールではありません。
そこで過ごした時間が、その人の記憶に残る。
子どもたちが大人になったときにも、ふと思い出す景色になる。
そして、いつしかその居場所が、
家族のふるさとになる。
そんな家づくりを、これからも一邸ずつしていきたいと思っています。

「暮らしの原点」と「FURUSATO SESSION」。
この二つのページは、現在最後の仕上げをしています。
家を考える前に、人生を考える。
僕たちがこれからの家づくりで一番大切にしたいところです。
完成したら、このブログでも改めて紹介したいと思います。
もう少しだけ、お待ちください。

今回、ホームページをつくり直して、改めて思いました。
僕たちがつくりたいのは、
家そのものではなく、
その人の人生に残っていく居場所なんだと。
そこで過ごした何気ない時間が、
いつか大切な記憶になり、
人生の原風景になっていく。
そして、その居場所が、
家族にとっての「ふるさと」になっていく。
そんな場所を、これからも一邸ずつ、
丁寧につくっていきたいと思います。
人生を原風景に。
FURUSATO
居場所が、ふるさとになる。
ICHIKAWA
滋賀県草津市・大津市・守山市を中心に注文住宅を手がける工務店として、
「思想」と「人」を大切にした家づくりを続けていきます。

